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産婦人科


特色

産婦人科は、京都大学婦人科学産科学教室の関連病院として医師の派遣を受けており、現在、常勤医師14名、非常勤医師2名が在籍しています。

産婦人科では通常の産婦人科診療に加えて高度な不妊治療や周産期治療を行っています。これらの高度な治療を行うために、専門外来として不妊外来と中高年医療相談外来、周産期遺伝カウンセリング外来、妊娠と薬外来を行っています。これらの専門外来にはそれぞれの分野を専門とする医師が先進的な治療を行うことによって、患者の要望に応えるとともに和歌山県における医療レベルの向上に寄与しています。


スタッフ紹介

医師

𠮷田 隆昭 (よしだ たかあき)

役職 副院長 部長
卒業年 1987(昭和62)年
専門分野
婦人科悪性腫瘍、内視鏡下手術
周産期医療
資格 日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会暫定指導医
女性ヘルスケア暫定指導医
母体保護法指定医
その他 京都大学医学部臨床教授
関西医科大学臨床教授
和歌山県母性衛生学会理事
ロボット(da Vinci)手術資格

豊福 彩 (とよふく あや)

役職 副部長
卒業年 1994(平成6)年
専門分野 婦人科悪性腫瘍、周産期医療
資格 日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会周産期専門医(母体・胎児)
日本遺伝性腫瘍学会遺伝性腫瘍専門医
臨床遺伝専門医
母体保護法指定医
その他 医学博士
The Fetal Medicine Foundation認定 NT certificate(NT資格)
日本遺伝性腫瘍学会家族性腫瘍カウンセラー

坂田 晴美 (さかた はるみ)

役職 副部長
卒業年 1995(平成7)年
専門分野 不妊治療(生殖補助医療)、内視鏡下手術
資格 日本産科婦人科学会産婦人科専門医
その他 ロボット(da Vinci)手術資格
関連するページ 日赤和歌山情報局Hot"すこやかな毎日のために"
AYA世代のためのがん生殖医療(2021年6月25日公開)

山村 省吾 (やまむら しょうご)

役職 副部長
卒業年 2000(平成12)年
専門分野 婦人科悪性腫瘍、周産期医療
資格 日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会周産期専門医(母体・胎児)
母体保護法指定医
その他 京都大学医学博士
日本産科婦人科遺伝診療学会認定者

横山 玲子 (よこやま れいこ)

役職 副部長
卒業年 2000(平成12)年
専門分野
周産期医療
不妊治療(生殖補助医療)
資格 日本産科婦人科学会産婦人科専門医
日本周産期・新生児医学会周産期専門医(母体・胎児)
母体保護法指定医
その他 ロボット(da Vinci)手術資格
日本産科婦人科遺伝診療学会認定者
J-CIMELSベーシックコースインストラクター
女性のヘルスケアアドバイザー
 

山西 優紀夫 (やまにし ゆきお)

役職 副部長
卒業年 2006(平成18)年
専門分野
婦人科悪性腫瘍、内視鏡下手術
資格 日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医・指導医
日本産科婦人科内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
母体保護法指定医
その他 ロボット(da Vinci)手術資格
関連するページ  日赤和歌山情報局Hot"すこやかな毎日のために"
婦人科治療の進歩① 遺伝医療(2022324日公開)
婦人科治療の進歩② 手術療法(202247日公開)
婦人科治療の進歩③ 腹腔鏡・ロボット支援下手術(2022421日公開)
婦人科治療の進歩 放射線治療 (202255 日公開)
婦人科治療の進歩 子宮頸がんワクチン(2022519日公開)
「公開講座(赤十字県民大学)」令和5年度動画
婦人科(がん)検診について 

寒河江 悠介 (さがえ ゆうすけ)

 
役職 副部長
卒業年 2008(平成20)年
専門分野 産婦人科疾患全般
生殖医療
資格 日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
日本生殖医学会生殖医療専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
その他 ロボット(da vinci)手術資格
日本生殖医学会Special Interest Group委員(子宮内膜症・子宮筋腫)

山西 恵 (やまにし めぐみ)

役職 副部長
卒業年 2007(平成19)年
専門分野 産婦人科疾患全般
資格 日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医
その他 日本産科婦人科遺伝診療学会認定者
The Fetal Medicine Foundation認定 NT certificate(NT資格)
J-CIMELSベーシックコースインストラクター
関連するページ 日赤和歌山情報局Hot”Woman's ヘルスケア 365”連載(2024年1月23日~ )

日野 麻世 (ひの まよ)

役職 副部長
卒業年 2011(平成23)年
専門分野 産婦人科疾患全般
資格 日本産科婦人科学会産婦人科専門医

春日 摩耶 (かすが まや)

 
役職 医師
卒業年 2015(平成27)年
専門分野 産婦人科疾患全般
資格 日本産科婦人科学会産婦人科専門医
母体保護法指定医
その他 J-CIMELSベーシックコースインストラクター

恩地 孝尚 (おんじ たかなお)

役職 医師
卒業年 2018(平成30)年
専門分野 産婦人科疾患全般
資格  

児玉 光紗 (こだま ありさ)

役職 医師
卒業年 2021(令和3)年
専門分野 産婦人科疾患全般
資格  

髙櫻 真依子 (たかざくら まいこ)

 
役職 医師
卒業年 2022(令和4)年
専門分野 産婦人科疾患全般
資格  

中村 光作 (なかむら こうさく)

役職 嘱託
卒業年 1978(昭和53)年
専門分野 婦人科悪性腫瘍
不妊治療(生殖補助医療)
資格 日本産科婦人科学会産婦人科専門医・指導医
母体保護法指定医
その他 医学博士

今岡 のり (いまおか のり)

役職 嘱託
卒業年 2007(平成19)年
専門分野 小児循環器疾患
資格 日本小児科学会小児科専門医
日本小児循環器学会小児循環器専門医
日本胎児心臓病学会胎児心エコー認証医

外来担当医表

場所

本館3階(3D)

受付時間

新患:8時〜11時30分
(火曜日と木曜日は11時)
再来:8時〜11時30分
(火曜日と木曜日は11時)

区分
診察室
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日

金曜日

AB
3
★1
山西
★2
山村
★1
豊福
★2
日野
★1
寒河江
★2
春日
★1
坂田

★2
横山
吉田
婦人科
CD
(午前)
5

吉田 

春日

山西

日野

山村
★3
児玉
★3
山西
-
★3
豊福
-
恩地

C
(午後・予約制)


C
(午前)
 6 - - - - ★6
山西
産科
C
(午前)
2
★1
山村
★2
春日
山西
吉田
恩地
児玉
C
(午後・予約制)
★4
坂田
★5
寒河江
横山
日野
豊福
山西

(2024年7月1日~)

※区分

(A:紹介予約 B:当日初診 C:予約再診 D:当日再診)

★1:第1・3・5週
★2:第2・4週
★3:14:00~16:00
★4:13:30~15:00
★5:15:00~
★6:婦人科ユニットのみ

※都合により変更する場合もありますのでご了承ください。

※赤字の名前は女性医師です。

外来担当医表(専門外来)

専門
外来
診察室
月曜日
火曜日
水曜日
木曜日
金曜日
不妊外来
4
寒河江
日野
当番制
坂田
中村
横山
中高年
医療相談
外来
寒河江
-
坂田
-
横山
妊娠と薬外来
(完全予約制・午前)
横山
-
横山
-
-
周産期遺伝外来(周産期・出生前診断)
(完全予約制)
- - 横山
山西
- 豊福
胎児心エコー外来
(完全予約制・午後)
第3週のみ
今岡
山西
-
-
-
-
ローリスク妊婦外来
(完全予約制・午後)
助産師
助産師
助産師
助産師
助産師
母乳外来
(完全予約制・午前)
助産師  助産師 助産師 助産師 助産師
児の二週間健診
(完全予約制・午前)
助産師 助産師 助産師 助産師 助産師

(2024年6月1日~)

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診療実績

症例数・治療成績

悪性腫瘍治療症例数、婦人科手術件数、分娩件数、生殖補助医療の治療成績を表に示しました。

2023(令和5)年
悪性腫瘍治療件数

卵巣がん(境界悪性を含む)

35件

子宮頸がん 30件

子宮体がん

48件

婦人科手術件数

広汎子宮全摘術

6件

腹式単純子宮全摘術

64

膣式単純子宮全摘術

42

腹腔鏡下手術

302

  うち腹腔鏡下子宮全摘術

160

複式子宮筋腫核出術

20

子宮頸部円錐切除術

56

ロボット支援下手術

26件
分娩件数
分娩件数 586件
 うち帝王切開 200件

生殖補助医療

 令和5(2023)年度 
人工授精 144
採卵数
149
 うち体外受精
48
 うち顕微受精 101
胚移植
149

※ 令和4(2022)年度から保険適用開始


患者さんへ

産科
当医療センターの出産に対する基本方針は、最新の医療機器で厳重に監視しながらの自然な出産です。しかし、自然に任せるままでは何らかのトラブルが発生する可能性があると判断された場合には、適宜必要とされる治療を行います。また、何らかの合併症をもつ妊婦に対しては、総合病院であることのメリットを最大限に生かし、合併する疾病を専門分野とする他科の医師との連携によって安全に出産できるように対応しています。また、切迫早産や児の異常が疑われる出産に際しては、新生児集中強化治療室(NICU)の小児科医師に出産の立会いを依頼しています。周産期集中強化治療室(PICU)では、地域周産期母子医療センターとしての役割を果たすべく地方の病院や診療所からのハイリスク妊婦の母体搬送を積極的に受け入れています。助産師が中心になって助産所のような家族的な雰囲気のなかで出産をサポートするシステム『院内助産』も行っています。


婦人科
子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮脱などの良性疾患の手術に際しては、腹腔鏡下手術やロボット手術、腟式手術などの侵襲の少ない手術を個々に応じて提案します。子宮体がん・子宮頸がん・卵巣がんなどの悪性の婦人科疾患に対しては、日本産科婦人科学会がつくった各種のガイドラインに準拠した治療を行うことは言うまでもありませんが、学会などで紹介される新しい治療法を積極的に導入することによって医療レベルのさらなる向上に努めています。

 

がんセンター 婦人科ユニットへ

 

不妊外来
2022(令和4)年4月1日から、不妊治療が保険適用となり、治療を希望する方が増えています。当医療センターでも診療がたいへん混み合っており、診察待ち時間が長くなっています。また、検査予約日が数ヵ月先になることもあり、治療開始が遅れる場合もあります。

このような状況から、当医療センター以外で行える基本検査や一般不妊治療(タイミング法、人工授精)は、お近くの病院や診療所で受けていただく方が円滑な場合もあります。
また、当医療センターで行った検査の結果で、まずはお近くの病院や診療所での一般不妊治療が可能な場合には、そちらにご紹介させていただく場合もあります。

段階的に一般不妊治療を行っても妊娠に至らない場合や、不妊原因(卵管因子、男性因子など)によっては、当医療センターでは生殖補助医療(体外受精、顕微授精、胚移植)を行っています。

当医療センターで行っている生殖補助医療は保険適用の範囲で行う標準的治療を軸としています。先進医療にあたる診療は現時点では行っていません。保険適用や具体的な治療内容については、カップルそろって「体外受精の説明会(完全予約制)」でお話しを聞いていただきます。予約方法は、外来診療の際にお伝えしています。

当医療センターでは産婦人科医師だけでなく、生殖医療専門看護師、生殖医療相談看護師、胚培養士、薬剤師など多職種に及ぶスタッフで患者さんの不妊外来ご卒業(妊娠・出産)をサポートしています。また、基礎疾患がある方、不妊治療によりなんらかの合併症が起こった方に対しては、当該科医師との連携体制をしっかりとるようにしています。

2024(令和6)年4月からは当センター泌尿器科に男性不妊外来が開設されました。詳しくはこちら

一般不妊治療・生殖補助医療の費用は、こちら

がんセンターのがん生殖サポートチームとして妊孕性温存療法(精子凍結、卵子凍結、胚凍結)、妊孕温存後治療も行っています。詳しくは、こちら

保険医療機関で一般不妊治療・生殖補助医療を受けるた
めには、婚姻関係の確認が必要
です。法律婚である場合にはその確認を、また、患者およびパートナーが事実婚関係にある場合には、その旨の申告を受けるとともに「申告書(見本)(実際の書類は、受診時にお渡しします)」を提出していただきます。申告書とこれに関わる書類を提出していただけない場合には、原則として当医療センターでの不妊治療をお断りさせていただきます。

詳しくは、産婦人科部までお問い合わせください(お問い合わせ受付時間:午後3時~午後5時)。

他の病院や診療所を受診されてている場合は、できましたら紹介状をご持参ください。検査結果や治療経過の正確な情報が得られることで、検査や治療の重複を避けることができます。


地域の先生方へ

外来診察は、初診外来、(婦人科)再診外来、(産科)再診外来、不妊外来の4部門に分けて連日行うとともに、中高年医療相談外来を月・水・金曜日に行っています。当初は午前中だけの外来診察でしたが、外来患者数が増えてきたため、2010(平成22)年4月からは午後からの外来診察(予約再診のみ)も行っています。また、周産期に関する専門外来として周産期遺伝カウンセリング外来を水・金曜日(14時から、予約制)に、妊娠と薬外来を金曜日(10時~12時、予約制)に行っています。
子宮頸がんや子宮体がんの精密検査としてのコルポスコピー検査や子宮鏡検査ならびにそれぞれの生検(組織診)を月・水・金曜日の午後に行っています。
手術日は火曜日と木曜日です。手術室3室(手術台3台)を使って、3件の手術を同時に並行して行い、1日に7~8件の手術を行っています。その主な術式については、当ホームページの症例数・治療成績の通りです。

入院診療は、婦人科疾患は南館10階病棟と本館8A病棟に、産科疾患は本館8A病棟にそれぞれ入院していただいています。南館10階病棟には主に婦人科悪性腫瘍疾患に対する手術や化学療法の患者さんが入院していますが、混合病棟ですので婦人科疾患以外の患者さん(男性も)入院しています。

がんセンター 婦人科ユニット

セミオープンシステム(地域の先生方の診療所にて妊婦健診を行い、出産は当院で行う)を積極的に行うとともに、里帰り出産も受け入れています。「セミオープンシステム・里帰り出産について」をご一読の上、妊娠15週までに当科へご紹介いただけますようお願いいたします。
 

2021(令和3)年7月から、先進医療として告示されている「流産検体を用いた染色体検査」を実施しています。

紹介していただいた患者に対する当医療センターでの治療が終了した後には、紹介していただいた診療所(病院)の先生方へ逆紹介しています。


外来診療

外来診察は、初診、(婦人科)再診、(産科)再診、不妊外来の4部門に分けて連日行うとともに、中高年医療相談外来を月・水・金に行っています。子宮頸がんや子宮体がんの精密検査としてのコルポスコピー検査や子宮鏡検査ならびにそれぞれの生検(組織診)は、手術日(火・木曜日)以外の月・水・金曜日の午後に行っています。

妊娠経過に異常のない妊婦を対象として、希望があればローリスク妊婦外来を行っています。その外来では経験豊富な助産師が楽しい雰囲気のなかで妊婦健診を行っています。予約制ですのでご希望の妊婦さんは申し出てください。その他に、助産師外来として母乳外来、児の2週間健診も行っています。

紹介状について

それまでに他の病院や診療所を受診されている場合には、できれば紹介状を貰ってきてください。紹介状があると、より正確な情報が得られるとともに、同じ検査が重複して行われることなく済みます。また、当科での治療が終了した後に長期的な管理が必要な場合には、希望に応じて紹介元の病院や診療所へ逆紹介します。何らかの事情で紹介状をいただけなかった場合でも診察は可能です。

セミオープンシステムと里帰り出産について

2007(平成19)年からセミオープンシステム(地域の先生方の診療所にて妊婦健診を行い、出産は病院で行う)を開始しています。セミオープンシステムを希望される妊婦さんはいつでもその旨をお伝えください。
セミオープンシステムを積極的に行うとともに、里帰り出産も受け入れています。
セミオープンシステム・里帰り出産について」を一読の上、当科を受診していただきますようお願いいたします。

婦人科

産婦人科にて行う手術症例は子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮脱などの良性疾患が大半を占めています。これらの良性の婦人科疾患を手術するに際しては、患者さんのQOLを考慮して可能な限り開腹手術ではなく膣式手術や腹腔鏡下手術を行うようにしています。

子宮がんや卵巣がんなどの悪性の婦人科疾患に対しては、日本産科婦人科学会の各種ガイドラインに準拠した治療を行うことは言うまでもありませんが、学会などで紹介される新しい治療法を積極的に導入することによって医療レベルのさらなる向上に努めています。

がんセンター 婦人科ユニットへ

産科

出産に対する基本方針は、最新の医療機器で厳重に監視しながらの自然な出産です。しかし、自然に任せるままでは何らかのトラブルが発生する可能性があると判断された場合には、適宜必要とされる治療を行います。また、何らかの合併症をもつ妊婦に対しては、総合病院であることのメリットを最大限に生かし、合併する疾病を専門分野とする他科の医師との連携によって安全に出産できるように対応しています。

切迫早産や児の異常が疑われる出産に際しては、新生児集中強化治療室(NICU)の小児科医に出産の立会いを依頼しています。周産期集中強化治療室(PICU)では、地域周産期母子医療センターとしての役割を果たすべく、地方の病院や診療所からのハイリスク妊婦の母体搬送を積極的に受け入れています。

お産の詳細については、出産をご希望の方へをご覧ください。



LDRについて

新しい産科病棟(8A病棟)には、陣痛が始まってから出産を行い産後の回復までの過程、すなわち陣痛(Labor)、出産(Delivery)、産後の回復(Recovery)を同じひとつの部屋で過ごす個室(LDR)を2室設けています。

院内助産について

助産師が中心となって、助産院のような温かい家族的な雰囲気の中で出産をサポートするシステム『院内助産』を2013(平成25)年1月から開設しました。

オプショナルスクリーニングについて

当医療センターでの出産には、退院前に、小児科医・小児外科医による診療、聴力検査の他、難病等の有無を調べる新生児マススクリーニング検査に加えて、県内で唯一、オプショナルスクリーニング検査も行っています。

救急

ER(救急外来)を受診する患者さんのなかには、緊急に治療を必要とする産婦人科疾患をもつことは少なくありません。そのため産婦人科医師が連日PICU当直勤務しており、緊急手術にすぐに対応できる体制をとっています。


専門外来

不妊外来

2022(令和4)年4月1日から、不妊治療が保険適用となり、治療を希望する方が増えています。当医療センターでも診療がたいへん混み合っており、診察待ち時間が長くなっています。また、検査予約日が数ヵ月先になることもあり、治療開始が遅れる場合もあります。

このような状況から、当医療センター以外で行える基本検査や一般不妊治療(タイミング法、人工授精)は、お近くの病院や診療所で受けていただく方が円滑な場合もあります。
また、当医療センターで行った検査の結果で、まずはお近くの病院や診療所での一般不妊治療が可能な場合には、そちらにご紹介させていただく場合もあります。

段階的に一般不妊治療を行っても妊娠に至らない場合や、不妊原因(卵管因子、男性因子など)によっては、当医療センターでは生殖補助医療(体外受精、顕微授精、胚移植)を行っています。

当医療センターで行っている生殖補助医療は保険適用の範囲で行う標準的治療を軸としています。先進医療にあたる診療は現時点では行っていません。保険適用や具体的な治療内容については、カップルそろって「体外受精の説明会(完全予約制)」でお話しを聞いていただきます。予約方法は、外来診療の際にお伝えしています。

当医療センターでは産婦人科医師だけでなく、生殖医療専門看護師、生殖医療相談看護師、胚培養士、薬剤師など多職種に及ぶスタッフで患者さんの不妊外来ご卒業(妊娠・出産)をサポートしています。また、基礎疾患がある方、不妊治療によりなんらかの合併症が起こった方に対しては、当該科医師との連携体制をしっかりとるようにしています。

2024(令和6)年4月からは当センター泌尿器科に男性不妊外来が開設されました。詳しくはこちら

一般不妊治療・生殖補助医療の費用は、こちら

がんセンターのがん生殖サポートチームとして妊孕性温存療法(精子凍結、卵子凍結、胚凍結)、妊孕温存後治療も行っています。詳しくは、こちら

保険医療機関で一般不妊治療・生殖補助医療を受けるた
めには、婚姻関係の確認が必要
です。法律婚である場合にはその確認を、また、患者およびパートナーが事実婚関係にある場合には、その旨の申告を受けるとともに「申告書(見本)(実際の書類は、受診時にお渡しします)」を提出していただきます。申告書とこれに関わる書類を提出していただけない場合には、原則として当医療センターでの不妊治療をお断りさせていただきます。

詳しくは、産婦人科部までお問い合わせください(お問い合わせ受付時間:午後3時~午後5時)。

他の病院や診療所を受診されてている場合は、できましたら紹介状をご持参ください。検査結果や治療経過の正確な情報が得られることで、検査や治療の重複を避けることができます。

中高年医療相談外来

更年期障害などの症状をもつ患者さんの訴えをじっくり聞くことから治療を開始しています。症状を軽減させるための投薬を行うとともに、他に何らかの疾病が潜在していないかどうかを注意深く観察しています。もし婦人科以外の疾病が潜んでいる可能性が疑われる場合には、直ちにその疾病を専門とする他科の医師の診察を依頼しています。女性ホルモン剤の投与に頼りすぎることなく、カウンセリングや漢方薬による治療など、患者さんとともに最も適した治療法を探すようにしています。

遺伝カウンセリング外来

遺伝や遺伝に関連する病気に関するカウンセリング、診療を行っています。
遺伝性腫瘍に関する心配事や、高年齢の妊婦さん、染色体異常・先天異常の児を妊娠・出産した既往のある方、妊婦健診で赤ちゃんの問題を指摘された方(NT肥厚、cystic hygromaなど)、遺伝性疾患に関して悩みやご相談のある方などを対象に、ゆっくりと時間をとり臨床遺伝専門医、認定遺伝カウンセラー、産婦人科医師が正しい情報、知識をお伝えしています。 

当医療センターでは遺伝性腫瘍に関連する各種遺伝学的検査、リスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)についての相談、母体血清マーカー検査、羊水検査、母体血を用いた新型出生前診断(NIPT)を行っています。

遺伝性腫瘍(遺伝性乳癌卵巣癌症候群HBOC、リンチ症候群等)

日本人では2人に1人が生涯のうちにがんにかかると言われており、家族のなかに「がん」の方が複数おられることは珍しいことではありません。がんが遺伝することはありませんが、中には遺伝的にがんを発症しやすい体質(遺伝子の変異)を持たれている場合があります。遺伝的にがんリスクが高い人たちが、リスクに応じたがん検診を受けるなどの対策を実施することにより、がんの早期発見、早期治療を目指すことができる可能性があります。

がんを発症しやすい体質の遺伝について、疑問に思うことや迷うことがあれば、ぜひご相談ください。

正確な情報を分かりやすく、ゆっくり時間をとってお伝えし、より良い決断ができるよう心理的・社会的サポートを行っていきます。

対象
遺伝性腫瘍について疑問や迷うことがある方

対象例

  • ・遺伝性腫瘍の可能性があると言われたが、詳細な情報が欲しい方
  • ・がんの治療法選択のためのコンパニオン診断や、がん遺伝子パネル検査で遺伝性腫瘍の可能性を指摘された方
  • ・家族にがんの人が多く、遺伝について漠然と気になるような方

実施日
 水曜日(毎週)、火曜日(第4週目のみ)、木曜日(第1週目のみ)(完全予約制)

場所
 本館2階


担当
 臨床遺伝専門医、認定遺伝カウンセラー、関連診療科専門医


費用
 初診 11,000円(税込)

 ※当医療センターでがん治療継続中の方の初診は 5,500円(税込)
 再診 5,500円(税込)

 すべて自費診療となります。各検査に伴う費用は別に必要です。

予約方法
 ・紹介状をお持ちの方は、予約センターへご連絡ください。
  予約センターの詳細はこちら
 
 ・紹介状をお持ちでない方は、産婦人科外来にご連絡ください。
  TEL:073-422-4171㈹
  (平日 午後3時~午後5時)

遺伝性腫瘍の例

 遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC):乳がん、卵巣がん、膵がん、前立腺がんなど
 リンチ症候群:大腸がん、子宮体がん、腎盂がん、尿管がんなど

※2020(令和2)年4月より遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)の診療の一部が保険適用となりました。乳がんを発症された方のうちHBOCと診断された方に対して、当医療センターなど、要件を満たす施設においてリスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)も保険適用となりました。


当医療センターは独立行政法人日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構(JOHBOC)が実施するBRCA遺伝子検査データ登録事業に参加しています。


登録事業の概要については、こちら

 

周産期・出生前診断

出生前診断の検査方法は多様化・複雑化しており、それぞれの内容について十分に理解していただくことが重要です。検査に対して抱いていたイメージが、説明の後では全く変わることもあり得ます。パートナーの方とともにしっかりとお話を聞いていただき、また、検査に対してのそれぞれの想いを確認しあった上でお2人にとって最適と考える方法を選択していただくサポートをしたいと考えていますので、可能な限りパートナーの方とご一緒の受診をお願いしています。

対象

  • ・高年齢の妊婦さん、前回染色体異常児を出産した既往のある方
  • ・妊婦健診で赤ちゃんの問題を指摘された方(NT肥厚、cyctic hygroma など)
  • ・出生前検査全般に関して詳しい説明を希望される方
  • ・遺伝性疾患に関して悩みやご相談のある方(妊娠の有無を問わず)など

内容

  • ・染色体や先天異常についての基本的事項の説明を行います。
  • ・個別の不安内容により、当医療センターで施行していない検査も含めて出生前検査について詳細な説明を行います。
  • ・遺伝医学関連学会での「遺伝学的検査に関するガイドライン」に基づきクアトロテスト、初期コンバインド検査、非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)、羊水検査を実施しています。
    (遺伝カウンセリング・出生前遺伝学的検査を希望される場合は、原則パートナーとご一緒の受診が必要です)

実施日
 毎週(水)(金)午後2時より(完全予約制)
 ※ 初期コンバインド検査は水曜午後のみ

場所
 産婦人科外来診察室・本館8A病棟診察室

担当医
 臨床遺伝専門医、産婦人科医師

費用
 遺伝カウンセリング:初回5,500円(税込)、再診3,300円(税込)
 すべて自費診療となります。各検査に伴う費用は別に必要です。

予約方法
 かかりつけ医をお持ちの妊婦さんは、かかりつけ医に依頼し、予約センター(電話 0120-936-385 FAX 0120-937-510)を通して専門外来の予約をお取りください。
 当医療センター産婦人科を受診されている妊婦さんは、外来担当医あるいは外来窓口へお問い合わせください。

 出生前遺伝学的検査を希望されるご紹介は、出生前遺伝学的検査の受診についてご案内を参考に出生前遺伝学的検査専用予約申込書をダウンロードしてご記入のうえ、上記番号までFAXしてください。

 

出生前遺伝学的検査について

※1 適応条件にあてはまる場合:
・高年齢の妊婦さん
・これまでの妊娠分娩でお子さんが染色体疾患であった
・超音波検査や血清マーカー検査で染色体疾患を疑う所見がある
・ご夫婦のいずれかが均衡型転座があり、赤ちゃんが染色体疾患になる可能性が示唆される
・適切なカウンセリングを実施しても、胎児の染色体数的異常に対する不安が解消されない妊婦

※2 感度:実際に異常であった被検査者中、検査で異常と識別された被験者の割合。非確定的検査については、21トリソミーの検査感度を示している。

初期コンバインド検査について

妊婦さんの血液検査(母体血清マーカー)と超音波でのNT(後頚部のむくみ)の計測を、妊娠初期に組み合わせて行うことで、赤ちゃんがダウン症候群(21トリソミー)や18トリソミーである確率を算出する無侵襲的なスクリーニングであり、中期母体血清マーカーテスト(クアトロテスト™など)に比べて検査精度が高くなっています。中期母体血清マーカーテストは妊娠15週以降の妊娠中期に行われていましたが、初期コンバインド検査によって、より早期により精度の高い検査が受けられるようになりました。この検査を受けるに際して、年齢制限はありません。

ご希望があれば、出生前遺伝学的検査の受診についてご案内を参考に、出生前遺伝学的検査専用予約申込書をダウンロードし、かかりつけ医に記入、予約をお願いしてください。


中期母体血清マーカーテスト(クアトロテスト™)

妊婦さんの血液検査を行い、血中の4つのホルモンの濃度により、胎児のおけるダウン症候群(21トリソミー)、18トリソミー、開放性神経管奇形に罹患している確率を算出する方法です。これらの成分は子宮内の胎児または胎盤から放出されており、妊娠ごとに数値が異なります。出生時年齢に相当したリスクに、この成分値の増減を加味して病気の確率が算出されます。

非侵襲性出生前遺伝学的検査(以下 NIPT)について

当医療センターは、日本医学会「出生前検査認証制度等運営委員会」によりNIPT基幹施設として認定されています。

検査の概要
母体から採血し、血中に浮遊する胎児のDNA断片を分析することで21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーの3つの染色体の数的異常についての確率(陽性、陰性、判定保留)を計算する検査です。
この検査の精度は母体年齢や背景などにより異なります。陽性的中率(陽性となった方のうち実際に児が罹患している確率)は21トリソミーで母体が35歳の時、約84%程度です。
結果が陽性と出た場合でも、赤ちゃんが本当に対象の染色体異常であるかを確認するためには羊水検査などの確定診断(侵襲検査)が必要です。
一方、陰性と出た方のうち、実際に児が罹患していない確率は99.9%です。
陰性の場合、児が対象の染色体異常である可能性は極めて低いと解釈されます。
検査の限界
あくまで非確定診断であるため、確定診断には羊水検査などの追加検査が必要です。
対象疾患(現在では21トリソミー、18トリソミー、13トリソミー)以外の染色体異常症については調べることができません。また、染色体異常に関係しない先天疾患や遺伝性疾患について調べることはできません。
検査が選択肢となる妊婦

・高年齢の妊婦さん
・21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーのお子さんを妊娠あるいは出産したことのある妊婦さん
・胎児が21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーのいずれかに罹患している可能性の上昇を指摘されている妊婦さん
(超音波検査や母体血清マーカー検査で胎児が上記の染色体異常である可能性の上昇を指摘されている場合。妊婦さん、パートナーのいずれかに21、18、13番の染色体が関与する転座などがある場合)


※ただし、対象疾患の発生頻度によらず適切な場合、カウンセリングを実施しても胎児の染色体数的異常に対する不安が解消されない妊婦については、十分な情報提供や支援を行った上で、検査に関する本人の意思決定が尊重されます。
 

上記の条件を満たす方で、
・分娩予定日が決まっている
・分娩する施設からの妊娠および分娩経過の情報を当医療センターに報告していただける
・遺伝カウンセリング外来受診日が妊娠10週0日から14週6日である
 

を満たす方のみ受け付けています。
胎児に明らかな形態異常が認められている方は、転座なども解析可能な羊水検査などの確定的検査をお勧めします。
検査前後の遺伝カウンセリングは、パートナーと一緒に受けることを強くお勧めします。

受診のながれ
【予約申し込み方法】
当医療センターを受診中の妊婦さんは健診担当医にお問い合わせください。
他院受診中の妊婦さんはかかりつけ医にお問い合わせください。
当医療センターの予約センターを経由し、かかりつけ医からの紹介のみ受けています。
(患者さんからのお問い合わせには対応していません)

出生前遺伝学的検査の受診についてご案内を参考に、出生前遺伝学的検査専用予約申込書をダウンロードし、かかりつけ医に記入、予約をお願いしてください。
  ↓
予約センター
  ↓
  ↓予約票で受診日時をかかりつけ医にご案内します
  ↓
【受診方法】
予約日:予定時刻の15分前に本館1階③番“初診”窓口にお越しください
パートナーの方と一緒に遺伝カウンセリングを受けていただきます(産婦人科外来)
(NIPT検査、羊水検査などの説明を含めた遺伝カウンセリングを行います。検査を行うかどうか十分時間をかけて検討いただきますので、翌日以降に改めて採血となります)
  ↓※遺伝カウンセリング外来と同日には採血を行いません
  ↓
  ↓
検査予約日に採血(産婦人科外来) 毎週(火) 同意書を持参ください。
  ↓
  ↓ 約2週間後に結果がでます
  ↓
結果(説明)(遺伝カウンセリング) パートナーの方の一緒に受診していただきます(産婦人科外来)
検査結果が陽性の場合の方は、羊水染色体検査の説明と予約を行います。
(陽性の場合の羊水検査の実施は無償です)
 

 
費用に関して
検査を受ける場合は、検査関連費用として約12万円(保険適用外)かかります。
検査を受けない場合でも、遺伝カウンセリング料は別途かかります。
【初回 5,500円(税込) 2回目以降 3,300円(税込)】
上記費用は、受診当日、現金またはクレジットカードでお支払いいただきます。

ご紹介いただく先生方へのご案内 ~出生前遺伝学的検査の受診について~

出生前遺伝学的検査を行うに際して、事前に遺伝カウンセリングを行います。予定日が確定したら、初期コンバインド検査希望の場合は妊娠11週~13週6日(CRL 45~84mm)の間に、NIPT検査希望の場合は妊娠10週~14週6日の間に必ず産婦人科内の「周産期遺伝カウンセリング外来」の受診予約をお願いします。

NIPT検査が選択肢となる妊婦

・高年齢の妊婦さん
・21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーのお子さんを妊娠あるいは出産したことのある妊婦さん
・胎児が21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーのいずれかに罹患している可能性の上昇を指摘されている妊婦さん
(超音波検査や母体血清マーカー検査で胎児が上記の染色体異常である可能性の上昇を指摘されている場合。妊婦さん、パートナーのいずれかに21、18、13番の染色体が関与する転座などがある場合)

初期コンバインド検査に関しては、希望される全ての妊婦さんが対象であり、年齢制限はありません。

・予約申し込み手順
出生前遺伝学的検査専用予約申込書をダウンロードしていただき、予約センター宛にファックス(FAX:0120-937-510)をお願いします。
「周産期遺伝カウンセリング外来」(水曜日・金曜日:いずれも午後のみ)※ 初期コンバインド検査は水曜日のみ
当日、あるいは翌日に受診予約票を返信いたしますが、予約枠の関係にて検査希望の妊婦さんすべてに対応できない場合があることをご了承ください。
NIPT採血検査は、遺伝カウンセリング後に日を改めて行います。

注意事項

・受診当日は、予約時間の10~15分前に本館1階③番“初診”窓口を通り産婦人科外来受付までお越しください。
 

・検査前後の遺伝カウンセリングは原則パートナーの方とご一緒に受診していただきます。

・遺伝カウンセリング外来受診日にはNIPT検査(採血)を行うことはできません。
 

・費用
初期コンバインド検査:約34,000円(自費)
NIPT:約10万円(自費)
(遺伝カウンセリング外来受診後、NIPTなどの検査を受けない選択をされた場合は遺伝カウンセリング外来料【初回 5,500円(税込) 再診 3,300円(税込) 】のみの費用となります。当日、現金またはクレジットカードでの支払いが可能です)

 
・後日、妊娠・分娩経過について妊婦さんご自身に問い合わせさせていただきます。
 

 <妊婦さんにお渡しいただくもの>
 NIPT専用予約申込書兼診療情報提供書
 受診予約票

<紹介に関する問い合わせ先>
〒640-8269 和歌山市小松原通四丁目20番地
日本赤十字社和歌山医療センター 予約センター
TEL 0120-936-385 FAX 0120-937-510

 

 

妊娠と薬外来

厚生労働省の事業として2005(平成17)年10月より国立成育医療研究センター内に『妊娠と薬情報センター』が設置され、妊婦・胎児に対する服薬の影響に関する相談と情報収集を行っています。当医療センターは2015(平成27)年4月よりその協力施設として相談窓口を開設し、以下のようなご相談を受け付けています。

  • 持病で薬を内服しているが、今後妊娠しても良いのか?
  • 妊娠していることに気づかずに薬を内服してしまったが、赤ちゃんへの影響はないのか?
  • 妊娠中も持病の内服薬を続けてもよいのか? 薬を変えたほうが良いのか?

ご相談内容に関して、『妊娠と薬情報センター』において国内外の最新データを取りまとめ、その結果を当医療センター「妊娠と薬」専門医師・薬剤師がお答えします。

国立成育医療研究センターホームページ内「妊娠と薬 情報センター」へアクセスすることで、詳しい相談方法・よくある質問、妊娠中のお薬Q&Aなどについての情報を得ることができますので、そちらもご参照ください。

当医療センターでのご相談の流れ

妊娠と薬情報センターのWeb問診票を入力することで、相談したい薬剤についての情報収集が開始します。相談薬剤の情報が当医療センターに到着後、「妊娠と薬外来」でカウンセリングを行います。

① Web問診票システムよりお申込みください


Web問診票システムは、こちら


ご相談までの流れは、こちら

※ Web申し込みには事務手数料1,100円が必要です(クレジットカード決済となります。相談をキャンセルされても返金されませんのでご注意ください)。

② Webシステム登録後、当医療センター「妊娠と薬外来」をご予約ください


「妊娠と薬情報センターWebシステム」より、お知らせ通知が届きます。その内容に従って、電話で当医療センター「妊娠と薬外来」の予約をお取りください。

外来日:毎週月・水曜日(祝日は除く)
時 間:午前11時〜12時(30分程度) 
カウンセリング費用:5,500円(税込・自費診療)

予約電話番号・・・073-422-4171(代) 
※ 平日(土日祝除く)午後3時~5時に電話いただき、産婦人科外来にて申し込みください。

※ カウンセリング費用は、Web申し込み時の事務手数料とは別にかかります。
※ 完全予約制です。

※ Web申し込みから3ヵ月以内に外来を予約してください。3ヵ月を過ぎると期限切れとなり、改めて問診票登録が必要となります(事務手数料も再度必要)。
※ 原則、患者さんご自身が受診してください。ご家族の同席も可能です。

③ 外来当日は、本館3F「産婦人科」外来受付窓口にお越しください


※ Web問診の入力が困難な場合は「妊娠と薬」担当スタッフが入力を手伝います。
  「産婦人科外来」受付までご連絡ください。
    (電話番号 073-422-4171(代)(平日:午後3時~午後5時))

※ 当医療センター他診療科を受診されていて、ご相談を希望される場合は、担当医師から産婦人科「妊娠と薬」専門外来へ院内紹介で対応いたします。主治医の先生にご相談ください。

国立成育医療研究センター内 妊娠と薬情報センター

TEL:03-5494-7845

受付時間:月曜〜金曜(祝日を除く) 10:00〜12:00 13:00〜16:00


体外受精培養室

産婦人科部の不妊外来では,通常の不妊治療ではなかなか妊娠しない重度の不妊症に対して生殖補助医療を行っています。

当医療センターにて行っている生殖補助医療

体外受精・胚移植
顕微授精
普通の体外受精では受精しない症例が対象になります。
精巣精子を用いた顕微授精
無精子症の症例が対象になります。
受精卵の凍結保存
精子の凍結保存
以上生殖補助医療は体外受精培養室で行っています。

特色

体外受精培養室では、経験豊かな日本哺乳動物卵子学会(JMOR)認定の生殖補助医療胚培養士が専属で培養・管理しています。
体外受精培養室では、経験豊かな日本哺乳動物卵子学会(JMOR)認定の生殖補助医療胚培養士が専属で培養・管理しています。(担当:内川喜久胚培養士)
世界中から選りすぐった培養液、培養環境にて初期胚の発育をサポートしています。
胚移植時にはパソコン画面にて胚の発育状態を説明しています。
胚移植の時期は採卵から2日目(1)、3日目(2)、5日目(3)です。
また、特別に2日目と5日目の両日もどす場合もあります。
  • (1)

  • (2)

  • (3)


発育がよい卵が多数ある場合は最新の方法で凍結保存できます。

実績

1992(平成 4)年 9月 体外受精・胚移植による出産
1994(平成 6)年11月 凍結・融解胚移植による出産
1997(平成 9)年11月 顕微授精による出産、無精子症に対する精巣(睾丸)精子を用いた
1999(平成11)年12月 顕微授精による出産

(いずれも和歌山県内では初めての成功例です)

表彰

1995(平成7)年3月「和歌山県医学研究奨励賞」を体外受精グループが受賞

母乳について

母乳で育てましょう!

母乳で育てようというお母さんの願いを全力でサポートしようと取り組んでいます!

 

妊娠中からの乳房ケア

乳房の手当

母乳育児をよりスムーズにスタートさせるためには、妊娠中からの乳房の手入れやマッサージは欠かせません。安定期に入ったら、乳房ケアについて、お話させていただいています。

妊娠20週・妊娠28週・妊娠36週の妊婦健診時に、乳房のチェック・妊娠中に行うことができる乳房の手当の方法を、お話させていただきます。

マタニティクラス

妊娠中の乳房ケアや産後の授乳についてのお話をさせていただきます。

マタニティクラスの詳細は、こちら

LDRでお産しませんか

出産時の乳房ケア

早期母子接触

出産直後に、早期母子接触を行っています。早期母子接触とは、赤ちゃんを、母親の乳房と乳房の間に抱いて、裸の皮膚と皮膚を接触させます。
赤ちゃんが、お母さんの匂い・肌のぬくもりを早期にインプットすることによって、母乳哺育がすすみます。
また、生まれたばかりの赤ちゃんの体温や呼吸を安定させてくれます。

出産直後から授乳開始

生まれてすぐの赤ちゃんは、目を見開き、母親の声や周囲の様子に反応を示します。この時期に、授乳をすることによって、赤ちゃんに、「あなたのおっぱいですよ!」とインプットすることができます。
出産直後の一時間は、母と子のゴールデンタイムと言われています。

産後の乳房ケア

自律授乳

赤ちゃんのリズムに合わせて、赤ちゃんが欲しがる時に、母乳を飲ませる方法です。
赤ちゃんに、頻回にお乳を飲ませることで、母乳栄養確立をスムーズに行なうことができます。
『お乳が出ないから飲まさない』のではなく、『お乳を出すために赤ちゃんに吸ってもらう』のです♪

母児同室

母児同室で過ごすと、赤ちゃんの自然な欲求に合わせおっぱいを吸わせることができ、おっぱいは早く良く出るようになります。お母さんも早く育児に慣れることができます。

大部屋は、5時〜23時まで、個室は24時間同室が可能です。
ただし、お母さんの体調によって、新生児室で、赤ちゃんをお預かりしています。

退院後の母乳育児支援

二週間健診・母乳外来を行っています。産後のお乳について、助産師がアドバイスさせていただいています。

二週間健診(完全予約制)

<日時>
月曜日〜金曜日(9時30分〜11時30分)

<内容>
●赤ちゃんの体重測定
●哺乳量の測定
●乳房チェック
●授乳についてのアドバイス

母乳外来(完全予約制)

<日時>
月曜日〜金曜日(9時30分〜11時30分)
※退院後の電話予約も可能です。