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整形外科


当科について

ご案内

場所

西館1階

受付時間

新患:8時〜11時30分まで
再来:8時〜11時30分まで

手術
予定手術は月曜日から金曜日まで毎日行っています。
緊急手術は昼夜、曜日を問わず行っています。
検査
ほとんどの検査は外来で行っています。
脊髄造影は1泊入院で行っています。
施設認定
日本整形外科学会 専門医研修施設
日本整形外科学会 専門研修基幹施設
日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科専門医施設

特色

当科は1956年(S31)4月に発足しました。
現在は、京都大学整形外科教室の関連施設として診療を行っています。
専門分野は、すべての運動器疾患(脊椎、関節、外傷、スポーツ、リウマチなど)の診断、治療です。難治症例や悪性骨、軟部腫瘍などは京都大学と連携して治療を行っています。最適かつ安全な治療実現のために5つの目標を掲げています。

チーム医療の推進
医師、看護師、リハビリテーションをはじめ複数の医療従事者がチームを結成し、最大限の能力を引き出し、最適な治療を行います。
医療連携の推進
病状にあった継続性のある治療を目的に、地域の医療機関とスムーズに連携を行います。
インフォームドコンセントの充実
わかりやすい病状説明、十分な理解、自己決定権の尊重を基本に、治療方針を決定します。
高度医療の推進
最新情報、高度技術を取り入れて治療を行います。特殊な疾患、難しい疾患は、京都大学と連携し治療を行います。
救急医療の充実
あらゆる疾患を24時間365日体制で対応します。緊急を要する疾患は迅速に対応します。重篤な疾患は関連診療科と連携して治療を行います。

患者さんへ

超高齢化社会が進む中、誰もが最後まで健康でいきいきとした生活を送りたいと思っています。健康寿命とは、健康上問題がない状態で日常生活を送れる期間のことです。この健康寿命と平均寿命の間には、約10年の差があります。この差が生じる最大の原因は、痛み、運動障害などの「運動器の障害」です。

スポーツは、青少年、壮年者はもとより高齢者でも盛んになりましたが、一方でいろいろな障害も見受けられます。関節リウマチは、薬物治療が進歩するとともにより高い機能が求められるようになりました。外傷性疾患は、仕事やいつもの日常生活が突然できなくなってしまいます。
これらの様々な運動器のことでお悩みの方は、是非整形外科へいらして下さい。当科を受診して良かったと思っていただけるように最適な治療を提供してまいります。

整形外科部長 玉置康之

以下に当科で行っている診療の特色を挙げます。

①.迅速な手術
緊急を要する疾患は、24時間365日体制で即日手術を行っています。高齢者の大腿骨近位部骨折は48時間以内に手術を行い、早期機能回復できるように努めています。脊椎、関節などの慢性疾患も手術を決断してから1か月程度で手術を行っています。

②低侵襲手術

筋肉を温存する体の負担の少ない手術方法を行っています。疾患によっては関節鏡を用いた手術を行っています。体の負担が少なくなることで早期機能回復が期待できます。

③コンピューター支援手術

脊椎固定術、人工関節、骨盤手術などは、ナビゲーションシステム、手術室で使用できるポーターブルCTなどを用いて正確安全な手術を行っています。2020年4月からはCTが常設されたハイブリッド室での手術を行っています。

④関連診療科との連携

いろいろな合併症を持った患者さんも関連診療科と連携して治療が可能です。一般病院では対応困難な患者さんも広く受け入れ最適な治療を行っています。

⑤リハビリテーションの充実

術前からリハビリテーション科のスタッフが積極的に介入しています。手術直後の患者さんは、週末もリハビリを行っています。急性期治療が終了した患者さんは、地域の医療機関と連携し継続性のあるリハビリを行っています。


 

地域の先生方へ

いつも諸先生方には大変お世話になり感謝申し上げます。
当科では運動器疾患全般について診療を行っています。緊急を要する疾患には迅速に対応しています。手術が必要な慢性疾患も、1ヵ月程度で手術が可能です。一般病院では対応困難な症例も広く受け入れています。特殊な疾患、難しい疾患は京都大学と連携し治療を行っています。

2020年4月からは各専門分野の担当医師を中心に全員で診療を行っています。

  • ・脊椎        :打越、三井、室谷
  • ・股関節・人工股関節 :陸野
  • ・膝関節・人工膝関節 :田中(慶)、伊藤、畑田
  • ・上肢外科      :田中(康)、小椋
  • ・足・足関節     :田中(康)、小椋
  • ・スポーツ・関節鏡  :田中(慶)、伊藤、畑田

当センターは高度急性期病院であり、一般病院では対応困難な手術を行う使命があると認識しています。その実現のためには地域医療機関との連携が重要と考えています。紹介患者さんは全て受け入れ、最適な治療を行います。急性期治療が終了した患者さんの約3割が転院しています。経過が思わしくない場合は、当センターでの再入院など対応し、継続性のある治療を行っています。諸先生方のご理解とご協力があって、地域完結型医療が成り立っているものと感謝しています。地域の医療関係者からの信頼が得られるように努力して参りますので、今後ともご支援よろしくお願い致します。

整形外科部長 玉置康之


スタッフ紹介

医師

玉置 康之 (たまき やすゆき)

役職 部長
卒業年 平成4年
専門分野 脊椎外科、外傷
資格 日本整形外科学会整形外科専門医・指導医
日本整形外科学会脊椎脊髄病認定医
日本整形外科学会リウマチ認定医
日本整形外科学会スポーツ認定医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科専門医・指導医
日本骨折治療学会評議員

田中 康之 (たなか やすゆき)

役職 副部長
卒業年 平成7年
専門分野 上肢の外科、足関節・足、外傷
資格 日本整形外科学会整形外科専門医・指導医

打越 顯 (うちこし あきら)

役職 医師
卒業年 平成16年
専門分野 脊椎外科、整形外科一般
資格  

田中 慶尚 (たなか よしひさ)

役職 医師
卒業年 平成19年
専門分野 膝関節外科、スポーツ・関節鏡、整形外科一般
資格 医学博士

古川 剛 (ふるかわ たけし)

役職 医師
卒業年 平成21年
専門分野 膝関節外科、股関節外科、外傷
資格
日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会スポーツ認定医
日本整形外科学会リハビリテーション認定医
日本医師会健康スポーツ認定医

小椋 隆宏 (こむく たかひろ)

役職 医師
卒業年 平成25年
専門分野 上肢の外科、足関節・足、整形外科一般
資格  

陸野 尚仁 (りくの なおひと)

役職 医師
卒業年 平成27年
専門分野 股関節外科、整形外科一般
資格  

伊藤 貴之 (いとう たかゆき)

役職 医師
卒業年 平成28年
専門分野 膝関節外科、スポーツ・関節鏡、整形外科一般
資格  

畑田 良輔 (はただ りょうすけ)

役職 医師
卒業年 平成28年
専門分野 膝関節外科、スポーツ・関節鏡、整形外科一般
資格  

三井 俊裕 (みつい としひろ)

役職 医師
卒業年 平成29年
専門分野  脊椎外科、整形外科一般
資格  

室谷 和弘 (むろたに かずひろ)

役職 医師
卒業年 平成30年
専門分野 脊椎外科・整形外科一般
資格  

百名 克文 (ひゃくな かつふみ)

役職 嘱託
卒業年 昭和54年
専門分野 脊椎外科、人工関節(股、膝)、関節外科
資格 医学博士
京都大学医学部臨床教授
関西医科大学臨床教授
中部日本整形災害外科学会評議員
和歌山整形外科医会副会長
日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会脊椎脊髄病認定医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
日本骨粗鬆症学会認定医

井上 悟史 (いのうえ さとし)

役職 嘱託
卒業年 平成14年
専門分野 肩関節、スポーツ
資格 日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会スポーツ認定医、リウマチ認定医、運動リハビリテーション認定医
NSCA CSCS
日本医師会スポーツ医
日体協スポーツドクター
 

丸山 征爾 (まるやま せいじ)

役職 嘱託
卒業年 平成19年
専門分野 整形外科一般・スポーツ
資格 日本整形外科学会整形外科専門医
日本体育協会公認スポーツドクター
日本整形外科学会運動器リハビリテーション認定医
日本医師会認定スポーツ医

疾患・治療

当科で行なっている主な治療

股関節外科

変形性関節症、臼蓋形成不全、大腿骨頭壊死などの疾患に対し、関節温存手術を検討します。温存困難な場合には人工関節手術を行っています。個々人の股関節の形態にあわせてシュミレーションできる手術計画ソフトを導入しています。また設置位置をコンピューター上で作成し手術に応用するナビゲーション手術を行っています。筋肉を温存する低侵襲手術を行うことで、機能予後の向上、早期の疼痛軽減が可能となりました。

膝関節外科

変形性関節症、関節リウマチによる膝関節変形などの疾患に対し、人工関節手術を行っています。筋肉を温存する低侵襲手術や術後疼痛を軽減する工夫を行い、早期機能獲得が可能となりました。症例によっては侵襲の少ない単顆型人工関節も行っています。比較的若年者の場合は、関節を温存できる矯正骨切り術や関節鏡手術を検討します。

脊椎外科

頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、椎体骨折などによる運動障害、痛み、変形などに対し手術を行っています。手術は手術用顕微鏡を用いて安全性の高い手術を実践しています。筋肉、関節を温存する低侵襲手術を導入しています。不安定性のある脊椎に対しては金属による固定術が必要ですが、術中神経モニタリング、ポータブルCT、ナビゲーションなどを用いて安全な手術を行っています。2020年4月からはCTが常設されたハイブリッド室で手術が可能になりました。

上肢の外科

上肢の機能障害や外傷に対し治療を行っています。装具療法やリハビリで治療が困難な場合は手術を行っています。慢性疾患では、リウマチ手の再建手術、手指関節の変形に対する手術、末梢神経障害に対しする手術など機能を回復すべく治療を行っています。外傷では骨折に対する骨接合術、切創などによる腱縫合、神経縫合、また切断指に対する再接着術も行っています。手術用ルーペ、顕微鏡を用いた精度の高い手術を行っています。

足関節・足外科

外反母趾、リウマチや変形性関節症による痛み、変形などに対し治療を行っています。装具などでの治療効果が乏しい場合には、積極的に機能再建手術を行っています。適応があれば、関節鏡手術を検討します。

外傷外科

小児の骨折、交通事故などの高エネルギー外傷、骨粗鬆症がある高齢者の骨折など幅広く治療を行っています。緊急を要する外傷には迅速に対応しています。高齢者の大腿骨近位部骨折は48時間以内に手術を行い、早期機能回復できるように努めています。またコンピューター支援、関節鏡などを用いて安全確実な手術を行う工夫をしています。全身合併症を有する症例も数多く受け入れ、関連診療科と連携し治療を行っています。

腫瘍外科

四肢、体幹部のあらゆる良性腫瘍に対し手術を行っています。悪性の骨腫瘍、軟部腫瘍は、主に京都大学と連携して治療を行っています。

スポーツ・関節鏡

膝前十字靱帯損傷、肩腱板損傷、肩関節脱臼後の関節唇損傷などに対し、関節鏡を用いた低侵襲手術を行っています。膝半月損傷については可能な限り関節鏡による縫合手術を行うことで良好な機能再建が得られるように努めています。

リウマチ外科

リウマチによる四肢の関節、体幹の機能障害、痛みなどに対し人工関節置換術や関節固定術などの手術を行っています。滑膜切除、機能再建などの関節を温存した手術も行っています。薬物療法については、リウマチ科と連携して治療を行っています。

小児整形

先天性股関節脱臼は、エコーやMRIで三次元的に評価を行い、装具や牽引治療を行っています。先天性内反足の保存治療も行っています。手術が必要な難治症例は、京都大学関連施設と連携し治療を行っています。手術が必要な骨折などの外傷は、基本的に当院で即日手術を行っています。