ホーム  >  診療科・部門一覧  >  心療内科  >  心療内科

心療内科


特色

ストレスで、胃がキリキリ痛んだり、動悸がしたり、血圧が上がって頭が痛くなったりする、などは誰しも経験があることでしょう。また、強い痛みや原因不明といわれる症状が続くこと自体がストレスとなり、過度な不安感や意欲の低下を伴ったり、元々の体の症状が次第に強まったりすることもあります。このように、体と心が絡み合ってみられる身体の不調を「心身症」と呼びます。心療内科では、このような心身症を専門に診療しています。

初診では問診票、心理テストに加えて、自律神経機能検査や臨床心理士による詳細な予診を原則として行っています。このように診療に時間を要するため、初診・再診ともすべて完全予約制としています。

当医療センターでは、精神科医ではなく内科医が担当しています。不眠症、認知症、うつ病、不安神経症、統合失調症、アルコール・薬物依存症、不登校、発達障害、人格障害などを専門としていませんのでご注意ください。
また、当科は外来診療のみで入院病棟が無いため、摂食障害については診療していません。


スタッフ紹介

医師

阿部 哲也 (あべ てつや)

役職 部長
卒業年 1996(平成8)年
専門分野 消化器心身症
資格 日本心身医学会心療内科専門医・研修指導医
日本内科学会認定内科医
公認心理師
その他 産業医
日本心身医学会理事
日本心療内科学会評議員

その他

倉山 正美 (くらやま まさみ)

臨床心理士

池戸 孝次 (いけど こうじ)

臨床心理士

坂田 真穂 (さかた まほ)

非常勤臨床心理士

外来担当医表

場所

本館3階(3F)

注意事項 初診、再診ともに「完全予約制」です。
診察を希望される方は必ず事前に予約してください。
また、現在、他院の精神科または心療内科に通院されている方は、必ず紹介状が必要となります。

予約方法

★初 診
  他の医療機関からの紹介状がある場合
  →予約センターにて予約(0120-936-385)
   予約受付時間 平日 9時〜19時
         土曜日 9時~13時
         ※日・祝日を除く

★再 診
   心療内科にて予約(073-422-4171)
   予約受付時間 平日 9時〜17時

区分 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
AC ★1
阿部
阿部 ★1
阿部
- 阿部
C - - - 阿部 -

(2024年4月1日~)


※区分 
(A:紹介予約 B:当日初診 C:予約再診 D:当日再診)
★1:Aは院内紹介のみ
※受付は8時30分~
※都合により変更する場合もありますのでご了承ください。

外来担当医表一覧へ


診療実績

2023(令和5)年10月~2024(令和6)年3月の初診患者情報
 

紹介元の診療科
内科系 44名 
 内、内科 13名 
 内、循環器内科 9名 
 内、消化器内科 6名 
 内、糖尿病・内分泌内科 2名 
 内、血液内科 1名 
 内、腎臓内科 1名 
 内、呼吸器内科 2名 
 内、脳神経内科 8名 
 内、心療内科 1名 
 内、感染症内科 1名 
消化器外科 3名 
整形外科 7名 
呼吸器外科 2名 
眼科 1名 
耳鼻咽喉科 3名 
泌尿器科 1名 
産婦人科 5名 
小児科 2名 
麻酔科 2名 
精神科 8名 
リハビリテーション科 1名 
歯科口腔外科 1名 

初診時の診断名
痛覚変調性疼痛 7名 
機能性消化管疾患 9名 
消化管以外の機能性疾患 27名 
品質性疾患 12名 
抑うつ状態 14名 
不眠症 5名 
精神疾患 10名 

患者さんへ

現代社会では、ストレスによって身体に不調を来たす方が多くみられます。また、身体の不調のせいで不眠や不安感が強まることもあります。当科では、このような「ストレスの関与した身体の不調」を診療しています。

「身体の症状」の治療を専門としてあり、不眠症、うつ病、認知症、アルコール依存症、不登校、人格障害などを専門としておりませんので、ご注意ください。

また、初診は完全予約制です。受診に際しては、かかりつけ医のある方は、紹介状を書いてもらい、その医療機関より受診予約をお取りください。かかりつけ医のいない方は、お電話にてご予約ください。初診では心理テストや臨床心理士による予診を行いますので、時間に遅れることのないように来院をお願いいたします。

予約センターはこちら


地域の先生方へ

当科では、ストレス性が疑われたり、検査で器質的異常をみとめなかったりする身体症状の治療を専門としています。担当医は精神科医ではなく、内科医です。精神疾患については専門外ですので、ご了解ください。

もし、心療内科・精神科のどちらに紹介したら良いか迷われる場合は、当科外来にお電話でご相談ください。
※ 外来窓口は心療内科・精神科共通です(平日 9:00~17:30)


疾患・治療

当科で診療することの多い疾患を紹介します。

さまざまな疾患・症状

消化器系

緊張すると胃が痛くなる、あるいはお腹が痛くなって下痢をもよおす、などの胃腸症状があるにもかかわらず、内視鏡検査では炎症も潰瘍もみられないことがあります。機能性消化管疾患が原因のことがあり、胃の症状であれば機能性ディスペプシア、腸の症状であれば過敏性腸症候群などがあります。

呼吸器系

突然息が苦しくなる過呼吸症候群、ストレスがかかると症状が悪化する気管支喘息や咳喘息、神経性咳嗽などがあります。

循環器系

緊張すると血圧が上昇する白衣高血圧、起立時に血圧低下・気分不良を訴える起立性調節障害などがあります。

耳鼻科系

雲の上を歩くような慢性めまいを示す持続性知覚性姿勢誘発めまいや、咽に異物感を感じるものの、喉頭ファイバーで異常を認めない咽喉頭異常感症などがあります。

皮膚科系

ストレスがあると増悪する慢性蕁麻疹やアトピー性皮膚炎、脱毛症、多汗症などがあります。

泌尿器科

排尿障害や会陰部痛を訴える慢性前立腺炎、のぼせや倦怠感などを示す男性更年期障害(LOH症候群)などがあります。

女性疾患

産婦人科でホルモン療法を行っても改善のみられない更年期障害や月経前症候群などがあります。

歯科口腔外科系

器質的異常をみとめないにもかかわらず疼痛を訴える非定型歯痛や舌痛症、著しい口腔内の乾燥を訴える口腔内乾燥症、治療抵抗性の顎関節症などがあります。

その他(自律神経失調症)

胃痛、動悸、頭痛、眩暈、しびれ、疼痛などの体の症状と、不安、不眠などの心の症状が同時に存在して、1つの原因では説明が難しそうに見える場合、「異常なし」もしくは「自律神経失調症」と呼ばれることがあります。この中には、実際に自律神経の働きが乱れたものから、そうでないものまで含まれていることが多くあります。

当科での治療法

初診では、心理テスト、自律神経機能検査、心理士による予診を行います(例外あり)。これらの結果と医師による問診、身体診察により、症状とストレスの関連(心身相関)を考えます。
当科には、特殊な検査や治療機器はありません。特に慢性疼痛の方などは「特殊な検査を行って、痛みの原因を見つけて特効薬を処方してくれるのでは」と期待される方もありますが、そのようなことはありません。そのかわりに、「痛みと付き合う方法」を指導するとともに、痛みを感じにくくする薬や漢方薬などを処方し、徐々に日常生活を快適に送ることができるように援助します。
このように、当科での治療の目標は、患者さんが心身相関に気づき、より良い考え方や行動様式を身につけ、結果として症状が軽減することです。そして、その補助として抗不安薬や抗うつ薬などの向精神薬、また、漢方薬などを用います。

緩和医療関連

当医療センター他診療科を受診中の患者さんに対して、院内がんサポートチームの一員として、がんサポート外来を行っています。がんによるさまざまな身体的、精神的苦痛に対して治療を行います。