ホーム  >  がんセンター  >  その他  >  がん情報

がん情報


がん情報センター

日本赤十字社和歌山医療センターにおけるがん診療の実態を把握するために、各臓器のがん治療の実績(全生存率、無増悪生存率)を見える化(数値化)してデータ集積します。

集積されるデータは個別のがん治療の有効性だけでなく、複雑に組み合わされる集学的治療の効果検証につながり、最適な治療方針の立案に役立てます。また、ホームページにおいてがん登録情報や最新の治療情報を開示していきます。

がん情報の提供

「がん対策基本法(平成18年法律第98号)」では、「患者・家族・市民のためのがんの情報」の必要性が謳われ、国立研究開発法人国立がん研究センターによって、さまざまな情報が集められ、国民提供されています。当医療センターも「院内がん登録」をはじめ、がん情報の収集に協力しています。

部位や臓器別の治療法の解説、療養上の注意、予防など幅広い情報が提供されています。

 

詳細は、こちらのリンクボタンから 

 

また、当医療センター「薬物療法センター入口(本館2階)」「がん相談支援センター待合(本館3階)」に、上記の部位・臓器別がん情報などを印刷し、小冊子に製本して無料提供しています。ご来院時に、お持ち帰りください。


院内がん登録

院内がん登録とは、当医療センターではじめてがんの診断や治療を受けられた患者さんについて、がんの診断・治療・予後に関する情報を登録・収集する仕組みのことをいいます。
登録の目的は、当医療センターにおけるがん診療の実態を把握し、がん診療の質の向上とがん患者さん・ご家族への支援に役立てることです。登録の対象となる疾患は、原発性の悪性新生物、その他政令で定める疾病です。
当医療センターでは、国立がん研究センターが指定する「院内がん登録実務者研修」を修了した診療情報管理士が、「がん対策基本法」、「がん登録等の推進に関する法律」に基づいて登録しています。

院内がん登録の趣旨をご理解の上ご協力をお願いいたします。

院内がん登録情報の利用・提供について

 

登録により収集された情報は、整理・集計され
・国立がん研究センターがん対策情報センターが実施する全国集計等へのデータ提供
・全国がん登録へのデータ提供
・国立がん研究センターの「がん登録部会 QI研究」へ匿名化したデータを提出
・院内のがん患者さんの受療状況の把握
・院内のがん患者さんの予後調査
・がんに関する医療活動の評価(統計)の資料作成
・診療活動の支援、研修、教育のための資料提供
などに利用しています。

予後調査

院内がん登録情報を基に予後調査(生存確認)を実施し、生存率の把握をしています。
長期に受診されない等、院内で予後情報を把握ができない場合には、国立がん研究センターによる「予後調査支援事業等」により、各市町村へ住民票照会等や紹介先医療機関への照会等を行います。照会をご希望されない場合は、その旨をお申し出ください。お申し出がない場合は、同意していただけたものとして取り扱います。これらのお申し出は、後からいつでも撤回、変更することが可能です。

個人情報の保護について

個人情報の取扱については、「個人情報の保護に関する法律」および「日本赤十字社の保有する個人情報保護規程」を遵守し、適切に保護・管理しています。

院内がん登録統計について