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あいさつ


和歌山県知事(日本赤十字社和歌山県支部長)あいさつ

がんセンター開設に寄せて

2021年1月12日

この度、日本赤十字社和歌山医療センターにおいて、今後の本県のがん対策に重要な役割を果たすこととなる「がんセンター」を開設いたしました。

現在、がんは、国民の2人に1人が生涯において罹患すると推計されており、また昭和56年からは死亡原因の第1位となり、令和元年には全国で約38万人が亡くなるなど、国民の生命、健康、生活に重大な影響を与える疾病です。本県においても、年間3千人を超える方ががんで亡くなっており、昭和54年からは死亡原因の第1位となっています。
このため、県では、平成24年12月に議員提案による「和歌山県がん対策推進条例」を制定するなど、がん対策を重要課題と位置づけ、平成30年3月に策定した「第3次がん対策推進計画」には、「がんの75歳未満調整死亡率の低下」、「科学的根拠に基づくがん予防、がん検診の充実」、「患者本位のがん医療の実現」、「尊厳を持って暮らせる社会の構築」という4つの目標を掲げ、総合的ながん対策に取り組んでいるところです。

このような中、当がんセンターの開設により、地域がん診療連携拠点病院(高度型)に指定されている全国トップクラスのがん治療、検診センター、緩和医療、最新のゲノム医療などを集約したチーム医療を強化し、総合的に提供することが可能となります。患者さん本位の治療、患者さんや御家族のサポートの充実が図られていくものと大いに期待しています。

世界的に新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、感染拡大防止に継続して取り組むことは大変重要となりますが、その一方で、県民の健康と暮らしを守るためには、県民の命を脅かすがんについても対策を着実に進めていかなければなりません。
当がんセンターの設置をはじめ、今後も本県のがん対策を一層強化し、県民の健康と暮らしを守るよう努めてまいります。

和歌山県知事             
日本赤十字社和歌山県支部長 仁坂 吉伸


がんセンター長あいさつ

2022年4月1日

2021年1月、平岡前院長が初代がんセンター長に就任されていましたが、定年退職に伴い、この度、2代目がんセンター長を引き継がせていただきました。

この「がんセンター」には、大きな特徴が2つあります。
1つ目は、総合病院の中のがんセンターであることです。がんの診断・治療以外に、がん患者さんの併存症・合併症・救急時等のあらゆる状況に対応可能であることです。
2つ目は臓器単位でのチーム医療であるユニット診療を行っていることです。これにより短時間のうちに、多くの診療科の医師や職員が情報を共有・協議し、最善の治療法に結びつけられています。診療を受けられる患者さんは、特に意識することはありません。ただ、舞台裏では多くの職員が関与・奔走する体制で行っています。

また、「がん相談支援センター」は、どなたでも気楽に相談できる窓口です。がんに関わるあらゆることに対して、専門スタッフが丁寧に対応します。診断・治療からがんに関わる全ての問題を解決できる、全国でも類を見ない体制を整えています。

がんを心配される方は、遠慮なく我々にご相談ください。最善のがん診療を提供させていただきます。

院長 兼 がんセンター長 山下 幸孝