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がん診療連携


がん診療連携(病診連携・病診連携の協力体制)

  • 地域の医療機関から紹介されたがん患者さんの受入れを行うこと。また、がん患者さんの状態に応じ、地域の医療機関へがん患者さんの紹介を行うこと。
  • 病理診断又は画像診断に関する依頼、手術、放射線療法又は化学療法に関する相談など、地域の医療機関の医師と相互に診断及び治療に関する連携協力体制を整備すること。
  • 我が国に多いがんについて、地域連携クリティカルパス(がん診療連携拠点病院と地域の医療機関などが作成する診療役割分担表、共同診療計画表及び患者用診療計画表から構成されるがん患者さんに対する診療の全体像を体系化した表をいう。以下同じ。)を整備すること。
  • 地域連携クリティカルパスを活用するなど、地域の医療機関などと協力し、必要に応じて、退院時に当該がん患者さんに関する共同の診療計画の作成などを行うこと。

地域がん診療連携拠点病院(高度型)

がん診療連携拠点病院とは、全国どこでも質の高いがん医療を提供することができるよう、がん診療の均てん化(地域間の診療レベルの格差を無くし質の高いがん医療を提供)のために、地域におけるがん診療連携を推進する中核となる病院です。厚生労働大臣が、都道府県知事からの推薦を受け、整備指針に基づき指定します。各都道府県に対し、都道府県単位で1施設の「都道府県がん診療連携拠点病院」と、2次医療圏に1ヵ所の「地域がん診療連携拠点病院」の設置を求めています。
当センターは、2019年4月1日付で「地域がん診療連携拠点病院(高度型)」に指定されています。

※ 地域がん診療連携拠点病院(高度型)は、下記の条件を満たし、診療機能が高いと判断された場合に同一医療圏に1ヵ所のみ指定されます。

▶「一般型」の要件に加え、望ましい要件を複数満たすこと
▶ 高度な放射線治療の実施が可能であること
▶ 同一医療圏の中で診療実績が最も優れていること
▶ 相談支援センターへの医療従事者の配置や緩和ケアセンターの整備が整っていること
▶ 医療安全に関する取り組みが行われていること