がん診療連携拠点病院とは、全国どこでも質の高いがん医療を提供することができるよう、がん診療の均てん化(地域間の診療レベルの格差を無くし質の高いがん医療を提供)のために、地域におけるがん診療連携を推進する中核となる病院です。厚生労働大臣が、都道府県知事からの推薦を受け、整備指針に基づき指定します。各都道府県に対し、都道府県単位で1施設の「都道府県がん診療連携拠点病院」と、2次医療圏に1ヵ所の「地域がん診療連携拠点病院」の設置を求めています。
当センターは、2019年4月1日付で「地域がん診療連携拠点病院(高度型)」に指定されています。
※ 地域がん診療連携拠点病院(高度型)は、下記の条件を満たし、診療機能が高いと判断された場合に同一医療圏に1ヵ所のみ指定されます。
▶「一般型」の要件に加え、望ましい要件を複数満たすこと
▶ 高度な放射線治療の実施が可能であること
▶ 同一医療圏の中で診療実績が最も優れていること
▶ 相談支援センターへの医療従事者の配置や緩和ケアセンターの整備が整っていること
▶ 医療安全に関する取り組みが行われていること