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院長のあいさつ

当医療センターは、1874(明治7)年に和歌山医学校兼小病院として設立され、1905(明治38)年4月1日より日本赤十字社和歌山支部病院として発足しました。そして、この100年以上の歴史の中で、私たちは地域医療を支えるという使命を実践し続けてきました。

最近ではコロナ感染の蔓延により、多くの医療機関が機能低下したことはご存じだと思います。その中にあっても、当医療センターは当初より軽症・中等症・重症・新生児・妊婦・透析患者等、あらゆる疾患に対応してきました。このことは、第一種、第二種感染症指定病院の指定を受ける当医療センターが、日頃より培われた人材・経験などにより、感染症に強い病院であることを改めて証明することになりました。

今後、我が国に訪れる少子高齢化による人口動態分布の変化により、求められる医療の体制も変わろうとしています。当医療センターの役割は「高度急性期医療」の担い手です。これに対応すべく、2013年2月ロボット支援手術da Vinci Siの西日本1号機を導入、2017年ドクターカー、2020年ハイブリッド手術室、2021年がんセンター発足、2022年春のPET-CT導入、さらには、病棟の改築計画等、高度医療に対応する体制を着々と構築・進化し続けています。
創設以来の『地域医療を守る』と言う使命感を胸に、救急から高度医療に至るまでの全ての高度急性期医療に対して、引き続き貢献し続けたいと考えています。

令和4(2022)年4月1日
院 長 山下 幸孝