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院長のあいさつ

 日本赤十字社和歌山医療センター(以下、当センター)は、明治38年に設立された和歌山県最古の総合病院であり、和歌山市における医療の3分の1を担う中核病院でもあります。
 当センターが目指しているのは、いつ何時も最善最適な医療を安全安心に患者さんに提供することです。これを実現するために、救急医療、高度医療、がん医療に特に注力しています。
 救急医療は、皆様から信頼を得ている当センターの原点です。平成29年(2017年)1月、和歌山市消防局の救急ワークステーションが院内に設置されました。連日のように出動しているドクターカーは和歌山市の救急体制を更に強固にしています。
 また、保険診療が認めるすべての高度医療を提供する責務が当センターにあると考えています。35の診療科部を設置し、経験豊かな専門医による先端的な医療を安全に実施しています。


和歌山県は残念ながらがん死亡率が高い県の一つです。当センターは、がん治療の3本柱である外科手術、放射線治療、薬物療法いずれもその技術、症例数ともに全国レベルにあります。もっと貢献できるのではないかと考え、平成29年(2017年)からがん医療を第3の柱としました。肺がん、消化器がんに対する内視鏡を用いた手術、前立腺がん、腎臓がん、胃がんなどに対するロボット支援手術、定位放射線治療(SBRT)、強度変調放射線治療(IMRT)など、がんを選択的に照射する高精度放射線治療、分子標的治療、免疫治療薬など新世代の薬物療法といった当センターならではの先端的ながん治療をより多くの患者さんに提供したいと願っています。
 当センターの医療は、地域の医療機関との密な連携があって成り立っています。当センターでの診療を希望される場合には、身近におられる「かかりつけ医」を受診し紹介状をお持ちいただくようお願いします。
 当センターのもう1つの顔は、赤十字病院としての役割です。「和歌山から世界に」をスローガンに、世界38カ国に延べ155人の職員を人道支援のために派遣しています。国内救護においても東日本大震災、熊本地震などに数多くの職員が駆けつけ活動しました。これらの災害救護・国際救援で培われた総合的な災害対応力を予想される南海トラフ対策に展開し、和歌山県民の「いのちを守る」一助になりたいと願っています。

 引き続きご支援をお願い申し上げます。

平成30年4月
平岡 眞寛