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日頃抱えてしまっている料理のお悩みが少しでも楽になれば…。そんな思いで、病院の管理栄養士が考えたレシピと食材についてのあれこれを記事にしています。体にもお財布にも心にもやさしいレシピをご提供していきます。
2018/09/03
なすやきゅうり、トマト、ピーマンなどの夏野菜には、体を冷やす作用があるのを知っていますか? 夏野菜は水分が多く、利尿作用のあるカリウムも多く含まれているので、体に必要な水分を補いながら不要となった水分や熱を排出させ、体の中から冷やす働きがあります。
暑くて食欲がない時、どうしても冷たいものばかり食べてしましますよね。体を冷やすものばかり摂っていると、自律神経のバランスが崩れて体がだるくなり、「夏バテ」状態になってしまいます。
そこで、体を冷やす旬の夏野菜と体を温める作用のある香味野菜をうまく取り入れて、体が冷えすぎるのを防ぐ、暑い夏をのりきるためのレシピをご紹介しましょう。
材料
○なす・・・・・1本
○きゅうり・・・1本
○みょうが・・・1個
Aの調味料(酢・・・大さじ1、梅チューブ・・・小さじ2、砂糖・・・小さじ1、しょうゆ・・・小さじ1、ごま油・・・小さじ1)
作り方
① なすは縦半分に切ってから斜め薄切りにし、きゅうりは斜め薄切りにしてから千切りにする。塩小さじ1/2を加えて塩もみをし、水にさらして15分程おいておく。
② みょうがは縦半分に切ってから斜め薄切りにする。
③ ボウルにAの調味料を加えて混ぜ合わせ、水気をよく切った①、②を入れて加える。
料理のポイント
体を温める作用のある香味野菜には、しそやみょうが、しょうが、ねぎなどがあります。どれも、すぐに手に入りやすく日持ちもするので、冷蔵庫にストックしておくのもいいですね。冷凍保存もおすすめです。
■栄養量(1人分)
エネルギー:41kcal
カリウム: 203mg
[カリウムの目安量 18歳以上の男性・・・2500㎎/日、18歳以上の女性・・・2000㎎/日]