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多くの日本人は、塩分を取り過ぎていると言われています。塩分の取り過ぎは、生活習慣病の代表である高血圧の一因であることが分かっています。また、さまざまな臓器にも影響するので、塩分を控えても美味しく食べられる工夫、レシピをご提案します。
2025/04/07
下味として加えられる塩・こしょうを除き、カレー粉を使うことで、スパイスの風味が加わり、美味しく食べられます。
材料 (1人分)
新じゃがいも・・・・・・・・・・・80g(小1個)
スナップえんどう・・・・・・・・・30g(4~5本)
新たまねぎ・・・・・・・・・・・・40g(中1/4個)
レーズン・・・・・・・・・・・・・10g
マヨネーズ・・・・・・・・・・・・10g(大さじ1杯弱)
カレー粉・・・・・・・・・・・・・少々
作り方
①じゃがいもは、皮をむいて1cm角に切る。
スナップえんどうは筋を取り、3等分に切る。
たまねぎはみじん切りにする。
②耐熱皿にじゃがいもをドーナツ状に並べ、ラップをふんわりかけて、電子レンジで加熱する。加熱したじゃがいもの上に、スナップえんどうと玉ねぎを乗せ、スナップエンドウの色がかわるまで加熱する。
③加熱したじゃがいも・スナップえんどう・玉ねぎの水分を切る。
④ボウルにマヨネーズとカレー粉を入れて混ぜ、③の野菜とレーズンを加えて和える。
料理のポイント
分量は1人分ですが、作りやすい量に倍量してください。
じゃがいもに含まれるビタミンCは、加熱にも強いです。角切りのじゃがいもと、その大きさにスナップえんどうを揃えることで、食べやすくしています。じゃがいもをつぶすと、さらに滑らかな食感が増します。
電子レンジの加熱時間は、材料の分量、機種や電力によって異なります。じゃがいもに爪楊枝や箸を刺し、加熱具合を確認しながら作ってみてください。
電子レンジでなく、野菜を茹でたり、蒸したりしても作れます。その場合も、じゃがいもの加熱具合を確認しながら、作ってください。疾患により、カリウムを控えた方が良い場合は、茹でて作りましょう。
人参を入れると、さらにカラフルになり、栄養価も高まります。
■栄養量(1人分)
エネルギー 173kcal
塩 分 0.2g
(文・写真) 日本赤十字社和歌山医療センター 栄養課