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多くの日本人は、塩分を取り過ぎていると言われています。塩分の取り過ぎは、生活習慣病の代表である高血圧の一因であることが分かっています。また、さまざまな臓器にも影響するので、塩分を控えても美味しく食べられる工夫、レシピをご提案します。
2025/11/03

秋に旬を迎える鮭に、さまざまな野菜を加え、ボリュームのある一皿にしました。チーズやにんにくの風味で、パンチのある味付けになっています。
材料 (1人分)
生鮭・・・・・・・・・・・・・60g(1切れ)
じゃがいも・・・・・・・・・・30g(1/3個)
トマト・・・・・・・・・・・・40g(中1/4個~大1/5個)
ピーマン・・・・・・・・・・・10g(1/3個)
パン粉 ・・・・・・・・・・・・3g(大さじ1)
粉チーズ ・・・・・・・・・・・6g(大さじ1)
塩 ・・・・・・・・・・・・・0.2g(1つまみ)
こしょう・・・・・・・・・・・少々
にんにく ・・・・・・・・・・・5g(ひとかけ)
オリーブオイル ・・・・・・・・6g(大さじ1/2)
作り方
①じゃがいもは2㎜の厚さで短冊切りに、ピーマンとトマトは角切りに、にんにくはみじん切りにする。
②フライパンにオリーブ油(半分量)をひき、にんにくを炒める。香りが出てきたらパン粉、粉チーズを加えて色づくまで炒め、一度フライパンから取り出す。
③パン粉を炒めたフライパンを洗わずに、そのまま残りのオリーブ油をひき、鮭の色が変わってくるまで焼く(フタをすると、早く火が通る)。
④鮭にほとんど火が通ったら、フライパンの端に鮭を寄せ、空いたところにじゃがいもを並べ、ピーマンを乗せて焼く。鮭も焦げすぎないように時々裏返す。
⑤じゃがいもが透き通ってきたら、トマトを加えて、鮭も一緒に混ぜる。
⑥フライパンの食材に塩・こしょうを振りかけ、②で炒めたパン粉を加えて、全体を混ぜ合わせる。
料理のポイント
材料は1人分ですが、作りやすい量に倍量してください。
普段、焼いた塩鮭や鮭フレークなど塩味の強い鮭を食べる機会が多いと思いますが、秋から冬にかけて、鮭の旬を迎えます。生の鮭が出回りますので、ぜひ、召し上がってみてください。
チーズ、にんにくの風味、トマトやピーマンの香り、パン粉の食感などで洋風の味付けにしました。
にんにくは、チューブや瓶詰で代用できます。バジル、タイム、オレガノ、ディルなどのハーブを加えると、より風味が豊かになります。
鮭は、サワラ、タイ、メカジキ、タラなど、さまざまな魚に変えられます。じゃがいもをかぼちゃに変えると甘味が強くなるだけでなく、カロテンなどの栄養素も摂取できます。いろいろアレンジしてみてください。
■栄養量(1人分)
エネルギー 203kcal
塩 分 0.4g
(文・写真) 日本赤十字社和歌山医療センター 栄養課