院内で、地域で、色々な活動をしている当センター。 あんなこと、こんなこと、ありました! やりました!!  診察などでご来院いただいているとき、入院治療されているとき、それ以外の時間にも実施したことをご報告していきます。

平成30年7月豪雨災害で岡山県に救護班を派遣

2018/07/13

先月(2018年6月)末から7月8日(日)にかけて西日本一帯での豪雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された皆さまには謹んでお見舞い申し上げます。

 

当センターでは、医師・看護師ら7名による「日赤常備救護班」を7月12日(木)早朝から岡山県倉敷市に派遣しました。

 

今回の派遣は、被害が甚大な倉敷市を中心に浸水した地域の人々が避難している避難所や家庭を訪問し、診察などの医療が必要な方がいないか確認しながら、必要な場合はその場で診察や投薬を行ったり、地域の医療機関への受診を促す巡回診療を想定したものです。

出発前日の7月11日、物品準備・点検を行う救護班メンバー(中央:中 大輔 医療社会事業部長)

 

出発前に、現地に先発している他県の赤十字救護班や日本赤十字社岡山県支部から情報収集を行ったところ、記録的な豪雨から数日が経過し、慢性疾患の内服薬などを流され、車も流されるなどで通院もままならないため、薬の不足を訴える被災者の方が増えてきている。特に、血圧など循環器系の薬や、高脂血症、糖尿病などの薬の不足が顕著になっている、とのことでした。

 

また、家屋や家財道具が浸水したショックや、避難所ではプライバシーの確保が難しいため不眠を訴える方もおられないか、ケガの化膿や破傷風などが起こっていないか、気温が上がってくる中で脱水や熱中症、食中毒などになっていないか、避難所での集団生活による感染症が発生しやすい環境にないかなどを想定し、多角的な視点で医薬品などを準備しました。

 

7月12日(木)午前6時にワゴン車に乗り込んで和歌山を出発。阪和道、近畿道、中国道、山陽道を通って約4時間半後の午前10時25分に岡山県岡山市の日本赤十字社岡山県支部に到着。そこで活動場所が振り分けられます。

日本赤十字社の岡山県災害対策本部がある岡山県支部に到着した救護班要員

 

今回は、救護班7名を2つに分割し、チームリーダーの医師(中 大輔 医療社会事業部長)と看護師は倉敷市の避難所の1つである岡田小学校で直ちに活動を開始。事務調整員は、倉敷地域災害保健復興連絡会議(通称:KuraDRO。読み:くらどろ。保健所や行政機関、医師会、DMAT、日本赤十字社など関係機関が集まって、被災地の保険医療ニーズ等の情報収集・情報共有や、医療支援チーム等の受付・派遣調整などを行う場)で情報収集してから岡田小学校の他メンバーと合流しました。

赤色で塗りつぶした地域は河川の氾濫により浸水したところで、活動場所である避難所(岡田小学校:写真左上の緑色の丸印、黄色付箋と白色付箋の間)は、そこから北側にあります。

 

活動は15日(日)まで続き、当センターへの帰院は夜遅くになる予定。

 

災害救護は赤十字の使命の1つです。今回も被災された方々に寄り添った活動を展開していきたいと考えています。救護班の具体的な活動は、継続して活動レポートで報告していきます。

 

 

活動レポートでは、様々な活動のご報告、活動秘話などをお届けします。

 

【活動レポート第6回-平成30年7月豪雨災害で岡山県に救護班を派遣 】

詳しくはこちら

日赤和歌山医療センターHP

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