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日頃抱えてしまっている料理のお悩みが少しでも楽になれば…。そんな思いで、病院の管理栄養士が考えたレシピと食材についてのあれこれを記事にしています。体にもお財布にも心にもやさしいレシピをご提供していきます。
2021/01/04
餅は、ハレの日の食べ物として日本人の生活に欠かせず、特に、お正月に食べられます。
「もち米」は、普段の食事で食べている「うるち米」より粘り気があり、この粘り気の成分であるアミロペクチンは、消化酵素で分解されにくい特徴があります。
消化酵素で分解されにくいということは、「うるち米」に比べて腹持ちが良いと言われています。
餅は糖質が豊富なので、体温を上昇させる働きも高く、エネルギー源にもってこいの食品なので、運動や体を使う活動をするときなどに効果的です。
材料 (2人分)
切り餅……………2個
ミートソース……大さじ6
溶けるチーズ……適量
パン粉……………少々
乾燥パセリ………少々
作り方
料理のポイント
今回は、切り餅タイプの餅を使いましたが、鍋用の薄切り餅であれば、ミートソースと交互に重ねてラザニア風に作っても美味しいです。
ミートソースをカレーや明太子マヨネーズに変えたり、キムチや鶏そぼろ、鮭フレークなどを加えたりすると味の幅が広がります。
オーブントースターで焼くと、皿にチーズがこびりつくことがあります。後片付けが面倒な場合は、耐熱ラップに餅をのせて電子レンジ加熱し、やわらかくなった餅を皿のように形づくったアルミホイルにのせ、ミートソースやチーズを散らしてください。
オーブントースターがない場合は、フライパンにフタをして蒸し焼きにすると作れます。気軽に、作ってみてくださいね!
■栄養量(1人分)
エネルギー 277kcal
タンパク質 7.9g
(文・写真) 日本赤十字社和歌山医療センター 栄養課