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日頃抱えてしまっている料理のお悩みが少しでも楽になれば…。そんな思いで、病院の管理栄養士が考えたレシピと食材についてのあれこれを記事にしています。体にもお財布にも心にもやさしいレシピをご提供していきます。
2020/08/03
冷たいものを食べると、すぐに体が冷えたことを実感できるので、猛暑の癒しにされている方も多いと思います。
しかし、砂糖や生クリームが多く使われているので高カロリー・高脂肪です。
溶けたものを食べたら、結構甘い …という経験をされたことはありませんか? 味覚は温度によって感じ方が変わり、甘味は冷たいと感じにくくなります。
そのため、冷たい食品は知らず知らずのうちに食べ過ぎてしまい、カロリー の摂り過ぎにつながるので注意が必要です。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、凍らせても生きて腸で働く特徴があり、腸内で悪玉菌の増殖を抑制して腸の働きを整えるため、肌荒れの改善にも役立つことや、免疫力を高めてアレルギーの症状を緩和することが期待されています。
材料 (3人分)
ヨーグルト(プレーン) ……1カップ(200g)
牛乳…………………………1/2カップ(100㏄)
缶詰のパイナップル………4枚
砂糖…………………………大さじ2
作り方
① パイナップルは一口大に切る。
② タッパーなどフタのできる容器に、一口に切ったパイナップルとヨーグルト、牛乳、砂糖を入れて混ぜ合わせ、冷凍庫で4時間ほど冷やし固める。(30分~1時間ごとにスプーンで混ぜると、口当たりの良いアイスになります)
③ 大きめのスプーンでかき出し、器に盛る。
料理のポイント
パイナップルの他、桃やミカンなど缶詰の果物や、生の果物、ジャムなどで、バラエティ豊かなヨーグルトアイスを作れます。完熟したトマトや、加熱して潰したかぼちゃ、サツマイモなどで野菜ヨーグルトアイスも作れます。
加糖ヨーグルトを使う場合は、材料の砂糖を減らしましょう。砂糖の代わりに、ハチミツを使うとコクのある甘さになります。
■栄養量(1人分)
エネルギー 120kcal
タンパク質 3.7g
カルシウム 119mg
(文・写真) 日本赤十字社和歌山医療センター 栄養課