日頃抱えてしまっている料理のお悩みが少しでも楽になれば…。そんな思いで、病院の管理栄養士が考えたレシピと食材についてのあれこれを記事にしています。体にもお財布にも心にもやさしいレシピをご提供していきます。

豆乳冷やしうどん

2020/07/06

 

若い世代ほど、大豆製品の摂取量が少ないと言われています。

 

大豆タンパクは、動物性食品に 比べて低カロリーである上、基礎代謝を高めるので、痩せやすい体づくりに効果的であると言われています。

 

また、体内では作ることのできない不飽和脂肪酸のひとつであるリノール酸を多く含むため、血液中の悪玉コレステロールを低下させ、動脈硬化や心筋梗塞の予防につながります。

 

さらに、女性ホルモンに似た働きのあるイソフラボンにより骨粗鬆症の予防・改善や更年期障 害の軽減も期待でき、あらゆる面から健康をサポートしてくれます。  

 

 

材料 (2人分)

うどん(乾)………2束(160g)

きゅうり…………1/2本

プチトマト…………5個

温泉卵…………2個

刻みのり…………適量

かけつゆA(調整豆乳……1カップ(200㏄)、 麺つゆ……大さじ2~4、 柚子胡椒チューブ……小さじ1、ブラックペッパー……適量)

 

作り方

  • 鍋に湯を沸かし、沸騰したらうどんを入れて1分ほどかき混ぜ、フタをして火を止める。  
  • 麺の茹で時間になったらザルに取り、冷水で洗い水気をきる。
  • きゅうりは千切りにし、プチトマトは半分に切る。
  • かけつゆAを混ぜ合わせておく。
  • 器にうどんを盛り、③の野菜と温泉卵をのせて④のを注ぎ、刻みのりを飾る。

 

 

料理のポイント

暑い中、買い物に行く回数を減らしたい。そんなときに、買い置きできるパスタやそうめん、乾そばや乾うどんなどの乾麺は心強い味方ですね。しかも、口当たりも良くて、食欲が減退していても食べやすいので、夏場にピッタリです。

 

しかし、夏場に麺を茹でるのは、「暑いし、湯気が台所に充満するから、ちょっと・・・」という方も多いと思いますが、乾麺は表示時間の間ずっと加熱していなくても、沸騰した湯に入れてフタをしておくだけで火が通り茹でることができます。しかも、この方法だと、節電・省エネにも繋がります。

 

おろし生姜やきざみ葱、ミョウガ、シソなど香味野菜を加えたり、柚子胡椒をラー油やワサビなどに変えると違う風味を楽しめます。

 

 

■栄養量(1人分)

エネルギー  441kcal

タンパク質  17.2g

 

 

(文・写真) 日本赤十字社和歌山医療センター 栄養課

 

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