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院内で、地域で、色々な活動をしている当センター。 あんなこと、こんなこと、ありました! やりました!! 診察などでご来院いただいているとき、入院治療されているとき、それ以外の時間にも実施したことをご報告していきます。
2019/02/07
平成31年1月30日(水)午後6時15分から、昨年インドネシア・スラウェシ島で起こった地震救援に派遣された古宮国際感染症事業部副部長と小林感染症内科部医師の活動報告会が開催され、業務を終えた職員らが会議室に集まりました。
平岡院長も出席し、被災地の状況や、災害時にどんな医療が必要とされ、どのように提供していくことが有効か、活動報告に耳を傾けました。
今回の地震は夕方に発生し、海岸で複数に及ぶ津波が襲ったことによる死傷者が多く、類をみないほどの液状化による壊滅的な被害があったことが報告されました。
被災地の衛生環境、文化・風習の違い、現地のインドネシア赤十字社による充実した「こころのケア」活動、他団体との連携による物資の活用なども紹介されました。
当センターのある和歌山県も、南海・東南海地震による津波被害が懸念されています。海外での活動報告を多くの職員が共有することで、和歌山での災害医療に思いを巡らせ、意識を強く持てたと思います。
また、海外に派遣された職員の活躍の裏には、派遣期間の不在を守る多くの職員の支援があります。
一人の派遣ではなく、同じ仲間としてお互いに支え合い、得た経験や知見を共有することで、お互いに啓発・向上し合える研鑽の場を定期的に設けています。
常日頃から、当センターの国際医療救援にご理解・ご協力をいただき、ありがとうございます。赤十字の旗のもと、国内外を問わず、人々の命と健康、尊厳を守るため、今後も尽力していきます。
活動レポートでは、様々な活動のご報告、裏話などをお届けします。次回も、お楽しみに!