海外の紛争・災害などに対して、医師や看護師などの職員を派遣し、国境や宗教、人種を超えて人の命と健康、尊厳を守る活動に取り組んでいます。

2018年を振り返って

2018/12/15

2018年1月から12月までの間、当センターから延14名の職員を、海外での救援活動等に派遣しています。

 

特に上半期は、バングラデシュで延8名が活動しました。昨年(2017年)から、ミャンマーから推定70万人を超える人々がバングラデシュへ流入したため、日本赤十字社は、緊急医療班を出動させました。

 

当センターからも緊急医療班の一員として、現地のバングラデシュ赤新月社とも協働し、医療支援だけでなく、現地医療従事者に対して技術支援をするなど、継続した息の長い活動を展開しています。

また、中東地域の長引く情勢不安に対しても、支援を継続しています。特に、ヨルダンには、これまでに当センター看護師を2名(2018年の派遣実績は1名)派遣し、65万人以上とも報告されている国外からの難民だけではなく、同国の住民に対しても、地域保健事業を展開しています。

これまでのように、自然災害や紛争の発生だけではなく、大規模な難民の発生に伴う支援事業にも職員を派遣した2018年でした。

以前、「世界で活動する赤十字」と題して、赤十字と人道支援の関わりをご紹介しました(このWEB連載の第2回)。

 

今この瞬間も、私たちは各国で支援が必要とする人々のもとへ、その手を差し伸べています。

2019年も、当センターは国際赤十字・赤新月運動の一員として、活動を続けます。

 

これからも…『救うことを、つづける』

 

 

「和歌山から世界へ」では、様々な国際活動をレポートしていきます。出発式のほかにも、現地での活動、帰国報告会、国際人道法や語学・熱帯医学などの研修風景などをお届けします。乞うご期待!

 

 

 

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