病気のことだけでなく、病院の中のことももっと知ってもらいたい!このコーナーでは病院の設備を中心に、ちょっとマニアックな情報をお届けしていきます。病院にきたときに「あっこれのことか〜」と気に留めていただけたら幸いです。

第2回 なんだかちょっとゆっくり…「病院内エスカレーター」

2018/06/10

日本赤十字社和歌山医療センターの本館には、エスカレーターが1基設置されています。1階だと正面玄関を入ってすぐのところにありますので、目に止められたことはあると思います。乗られたことはありますか? パッと見たところ普通のエスカレーターですが、実は百貨店や駅のエスカレーターと比べ、病院ならではの工夫を施しているのです。

 

 工夫はいくつかあるのですが、まずはエスカレーターが進む速さです。一般的なエスカレーターは分速30mほど、高速エスカレーターと呼ばれるものは分速45mほどで進みます。それに対し、院内のエスカレーターは分速20mです。かなりゆっくり設定ですよね。なぜスピードがゆっくりになっているかというと、病院を訪れる高齢の方や荷物を持っている方にも安心して乗ってもらいたいからです。

 

 ほかにも、乗りやすくするための工夫をしています。エスカレーターの乗り口と降り口の部分ですが、3枚分のステップが水平になるよう設計されています。一般的なエスカレーターの約2倍の長さが水平になることで、足が出しやすくなるんです。乗ったあとも自分の立っている位置やバランスを確認しやすくなるので、さまざまな不安を解消できるメリットがあります。

少しでも不安を減らせるように、工夫されているんですね!

 

もちろんエレベーターも複数設置されているので、エスカレーターに乗るのが難しい方にはそちらをご利用いただければよいのですが、正面玄関すぐにあるエスカレーターは便利な移動手段ですよね。「乗るときに緊張する」「足を出すのに不安がある」という皆さまにもできるだけ不安感や緊張感なく乗ってもらえるよう、出来る限りの工夫を凝らしています。

 

安全の工夫は、いろいろなところにあるんですね!

 

病院ならではの工夫は、目に見えない部分にもたくさんあります。安心して過ごしてもらえる空間になるよう、これからもさまざまな工夫をしていきますね!「あれっこれも…?」と気づいてもらえたらうれしいです♬

 

 

院内探検隊がゆく(第3回)は、院内にある庭園についてです。実は緑を楽しめるスポットがたくさんあるのですよ。お楽しみに!

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