院内で、地域で、色々な活動をしている当センター。 あんなこと、こんなこと、ありました! やりました!!  診察などでご来院いただいているとき、入院治療されているとき、それ以外の時間にも実施したことをご報告していきます。

看護週間イベント実施

2018/05/23

5月12日はフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ『看護の日』です。

1965年、国際看護協会は近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなんで512日を「看護の日」と定めました。日本では、1990年に厚生省(現 厚生労働省)が「看護の日」を制定し、1991年から全国的に様々な行事が展開されています。

 

急速に進んでいる高齢社会を支えていくためには、看護の心、介護の心、助け合いの心を多くの方にご理解いただくことが重要と考え、当センターでも59日(水)~11日(金)に「日赤和歌山 看護週間」と銘うち、健康について考えるイベントを開催しました。

 

血管年齢や体脂肪・血圧などの測定コーナー、災害や救急時に身近なもので対応する体験講座、ハンドマッサージ、講演、災害備蓄倉庫の見学などを企画したところ、3日間で延775名の方に参加いただきました。

 

ハンドケアマッサージ
ハンドケアマッサージ

 

テレビや新聞などで健康に関するものも多くなってきているので、見聞きしたときはご自身やご家族の健康について考えようと思われる方も多いでしょう。しかしながら、実際には日常生活の忙しさにまぎれて、つい後回しにされる方も多いと思います。

 

そんなとき、病気でなくても血圧や体脂肪、血管年齢などを測定しご自身の状態に目を向けたり、医師や看護師から直接話を聴いたら、実感をもって健康に向き合っていただけるかもしれない。もし、病気になられても周囲の人が病気に対する知識があれば…、暮らしやすさは増してくると考えます。災害などイザという時も同様です。

 

そんな思いで今回の講演会は、初日に中医療社会事業部長による「赤十字の災害活動と災害への備え」、2日目は米田認知症看護認定看護師による「家族が認知症になったら」、最終日は川本智尋管理栄養士による「美味しく食べて健康に」を開催しました。

 

講演会(家族が認知症になったら)
講演会(家族が認知症になったら)

 

参加者アンケートの自由記載欄に、「親切な指導や確かで参考になる講演に参加させていただきました。日赤の救援活動がすばらしいです」「良い機会に恵まれた。健康に関して意識できるようになると思う」「このようなお話(講演)をお聞きするのは初めてでした。心に残しておきたいと思います」「このような行事を沢山もっていただきたい」などの感想を寄せていただきました。

 

20年以上も続いている当センターの「看護の日」記念イベント。多くの方にご参加いただき感謝申し上げます。これからも、地域の皆様の健康に寄与できる活動を実施していきたいと考えています。

 

活動レポートでは、様々な活動のご報告、裏話などをお届けします。次回も、お楽しみに!

 

 

詳しくはこちら

日本赤十字社 和歌山医療センター病院サイトはこちら

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