海外の紛争・災害などに対して、医師や看護師などの職員を派遣し、国境や宗教、人種を超えて人の命と健康、尊厳を守る活動に取り組んでいます。

世界で活動する当センター職員 

2018/06/16

前回ご紹介した赤十字の人道支援活動に基づいて、日本赤十字社和歌山医療センター(以下、当センター)は、これまでに160人の職員を、世界38の国と地域に派遣しています。

2018年6月15日現在、4名の職員(医師:2名、看護師:2名)が海外へ派遣中です。

 

赤十字は、海外での災害/紛争だけでなく、国内での災害に対しても、直近では東日本大震災や熊本地震など救護班を出動しています。それは私たちが救護/救援をすることを目的として設立された組織であり、使命だからです。

国際活動においては、なかでもアジア、中東、アフリカへの派遣回数が多く、取り分け昨年からバングラデシュへの避難民救援のために述べ12人を派遣しています。

現在、当センターでは23名の職員(医師:8名、薬剤師:1名、助産師:2名、看護師:6名、診療放射線技師:2名、臨床検査技師:1名、事務職:3名)が、英語力習得や海外で活動するための研修を受講し、日本赤十字社の国際救援・開発協力要員の一員として登録されています。これらの職員は、普段は当センターの外来や病棟などで勤務しており、海外で大きな災害等が発生した際に出動しています。

 

「和歌山から世界へ」では、様々な国際活動をレポートしていきます。出発式のほかにも、現地での活動、帰国報告会、国際人道法や語学・熱帯医学などの研修風景などをお届けします。乞うご期待!

 

 

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