院内で、地域で、色々な活動をしている当センター。 あんなこと、こんなこと、ありました! やりました!!  診察などでご来院いただいているとき、入院治療されているとき、それ以外の時間にも実施したことをご報告していきます。

職業体験「2019 日赤へ行こう!!」開催

2019/07/30

2019年7月27日(土)、朝から台風の接近で大雨警報が発令され「開催するの?」とのご心配の声もありましたが、小学生56名にご参加いただき、職業体験イベント「2019 日赤へ行こう!! ~未来の医療を支える君へ~」を開催しました。

 

開会式で、司会の研修医たちの呼びかけに応える子どもたちの「こんにちは~!」の大きな声が雨雲を吹き飛ばしたのか、体験開始時間には雲間から日も差し、屋外の救急車乗車・心肺蘇生法体験には和歌山市消防局から救急救命士らも駆けつけ、定刻どおり7つの体験がスタートしました。

 

普段、子どもたちはテレビドラマや病気になったときにしか病院・医療の分野に接する機会がありません。当センターの職業体験では、多くの専門職種と直接ふれあえる実践的な体験を提供することで、子どもたちに医療の様々な仕事を知ってもらい、進路や職業選択の視野を広げる機会にしていただくことを目指しました。

 

 

まずは、最新型の手術支援ロボットの実操作体験です。小学生の実機操作という県内のみならず、全国でも類を見ない体験を用意しました。3Dサングラスをかけて、高画質な3D画像を見ながら様々な突起に小さな輪ゴムをかける操作を体験。順番を待つ間も、操作状況が映し出されたモニターに見入っていました。

 

 

同じ会場の反対側では、顕微鏡で血液の細胞を見たり、モニターに映し出された細菌についての説明を聞く臨床検査技師の体験を実施。もう一方で、胃の中が映し出されたシミュレーターに胃カメラのビデオスコープを挿入してポリープを見つけたり、画像を撮影する体験も。

 

 

病院の正面玄関では、救急車の乗車と心肺蘇生法(AED)を学ぶブースが設けられ、子どもたちはストレッチャーで搬送される患者さんを体験したり、心電図モニターなどの機器を含め車内を見学。チームに分かれてAEDを使った人命救助も学びました。

 

 

看護師のコーナーでは、赤ちゃんの人形の心臓音を聴診器で聴き、オムツを替えたり、抱っこしながらミルクをあげて、赤ちゃんの重さも実感しました。また、自分の脈や酸素濃度を測ったり、災害時などに風呂敷2枚で簡易リュックを作る方法も学びました。

 

 

その他、お薬に見立てたお菓子を処方箋にしたがって朝食後、昼食後と分包する薬剤師の体験をしたり、車イスに乗って段差や坂道を進み、患者さんの立場を理解する体験を保護者の方と一緒に取り組みました。

 

 

体験の合い間には、日本赤十字社公式マスコットキャラクターのハートラちゃんと一緒に記念撮影。赤十字の歴史や国内外の救援活動を知っていただくコーナーも設けました。

 

 

参加小学生、保護者からのアンケートでいただいたご意見・感想では、「病院での仕事をしたいと思った」「車イスに初めて乗った、難しかった」「看護師の仕事に興味を持った」「実際に体験してみて、もっと薬剤師になりたいと思った」「とても楽しかった。将来、薬剤師や臨床検査技師になりたい」など、この体験を通じて医療分野で働くこと、将来を思い描く子どもたちの熱意が伝わってきました。

 

今回、和歌山市教育委員会のご後援や、和歌山市消防局など関係機関のご協力をいただき、医師をはじめ職員、和歌山赤十字看護専門学校の学生ら総勢100名以上が知恵を出し合い、工夫して企画・実施しました。

 

今後も、このような参加型イベントの開催、職業体験授業の受け入れなど、子どもたちへの教育支援を通じて、地域貢献を継続していきたいと考えています。

 

 

活動レポートでは、様々な活動のご報告、裏話などをお届けします。次回も、お楽しみに!

 

 

 

 

日赤和歌山医療センターHP

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