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入院準備・患者サポートセンター


入院予約

ご入院の日時は、入院申込の際にご説明いたします。
入院申込時に入院日時が未定の方は、後日ご連絡いたします。
患者サポートセンターにて入院申込書をお渡しいたしますので、患者さんご本人、連帯保証人、緊急連絡先をご記入の上、入院時に入院受付(本館1階)にご提出ください。

  
受付時間

入院受付

患者サポートセンター

9:00~17:30

9:00~16:00

 ※ 土曜、日曜、祝日、年末年始、赤十字創立記念日(5月1日)を除く 
 

入院受付

患者サポートセンター



入院手続き

入院手続きには次の書類が必要です。

  • 入院申込書
  • 健康保険証(その他諸公費医療受給者証)
    ※交通事故、自由診療の場合は、診療単価1点当たり15円で診療費の計算を行わせていただきます。
  • 業務上で負傷(労災)された方は、指定の用紙。
  • 生活保護を受けられている方は、各市町村役場担当者へご連絡ください。

分娩入院についての詳しいことは、産婦人科外来でおたずねください。


入院当日お持ちいただくもの

1.診察券、印鑑、健康保険証、入院申込書、入院のしおり、検査予約票(診療科外来で予約された方)
2.現在服用中のすべてのお薬。
3.寝衣、下着、洗面具、バスタオル、タオル(数枚)、履きなれたはきもの、箸、スプーン、湯のみ(お茶、お湯を保存する容器)、ティッシュペーパー、ごみ箱など(※)。
4.その他、診療科外来で指定されたもの。

※当医療センターでは、「入院セット」(有料)をご利用いただくことができます。
また、病院指定の紙おむつについても、入院セット(有料)にてご利用いただくことができます。
詳しくは下記をご覧いただくか、本館1階「入院セット説明ブース」にお立ち寄りください。




患者サポートセンターとは

外来診察で、入院日が決定した方にお越しいただいています。
最近は、入院当日から治療がはじまり、翌日に手術ということも珍しくありません。
患者サポートセンターでは、入院日までの期間を治療や手術の準備期間ととらえ、安心して入院していただくために、多様な医療専門職スタッフによる入院前支援を行っています。
入院時に必要な情報を伺い、入院される病棟へ引継ぎを行います。
患者サポートセンターで、20~30分(手術に関する説明がある方は30~40分)程度のお時間をいただいています。1日約50人の方が来られますので、お待ちいただく場合もあります。ご了承ください。

  受付時間:9:00~16:00

患者サポートセンターでの流れ

 入院されることが決まった患者さんに、入院時に必要なことを伺い、入院前から入院生活をサポートするとともに、退院後の生活を一緒に考えていきます。



 

受付 連絡先や希望される入院部屋の確認
入院時に必要な書類の説明
入院生活の説明

  ▽


看護師 身長・体重測定
入院時に必要な事項の確認

  ▽

薬剤師 薬剤指導
(薬の服用を中止・休止する必要がある時)

  ▽


管理栄養士 栄養状態の確認
栄養指導(必要時)

     
  


手術予定の場合 麻酔科医・手術室看護師による説明


手術を受けられる方へ

手術前に、呼吸や循環をはじめとする全身機能の状態を把握し、検査や問診、指導などを行っています。

手術日までの期間は、体と心の準備を行う大切な期間です。よりよい状態で手術に臨めるように準備をはじめましょう。


入院前から始めていただきたいこと

禁煙

喫煙は、手術中・手術後の心臓、肺、血管の合併症を招く原因となります。特に、痰が多くなり痰を十分に出せないと、肺炎を起こしたり、傷の治りを遅らせることが分かっています。安全に手術・麻酔を受けていただくために、手術することが決まったら、すぐに禁煙してください。また、自分でタバコを吸っていなくても、周りの人のタバコの煙(副流煙)も同様に影響しますので、協力をお願いしましょう(当センターには、禁煙外来がありますので、ご相談ください)。

運動

手術後も体力を維持し、より早く日常生活や社会に復帰するためには、運動が大切です。入院されるまでに、散歩やラジオ体操をするなどできる範囲で行いましょう。

呼吸訓練

手術後は、深呼吸を行うことで、肺合併症の予防や酸素を血液中に取り込むことができます。そのためにも、手術前から深呼吸(鼻から吸って口から吐き出す腹式呼吸)を意識して行いましょう。特に、呼吸訓練が重要な手術を受けられる方は、呼吸訓練用の器具を購入していただき、手術前後に呼吸訓練を行うことをお勧めしています。

口腔ケア

全身麻酔による手術の場合、お口から気管へ管が入ります。お口の中が汚れていると、細菌が気管や食堂に入りやすくなります。また、お口が乾燥していると細菌が増えてしまいます。細菌が多い状態では、手術後に感染症のリスクが高くなるため、手術までに感染源となる虫歯や歯周病の治療は済ませておきましょう。

食事

手術を受けられるには、体重を適正に保つことが大切です。また、お酒は控え、肝臓への負担を軽くしておくことも大切です。手術前検査の結果、低栄養な状態である方や栄養指導が必要な方には、管理栄養士からの説明があります。

感染予防

手術によっては、長期間シャワーや入浴、洗髪ができなくなります。手術を受けられる前には、体を清潔にしておきましょう。

血栓予防

手術中や手術後、ベットで安静にしていると心臓に帰ってくる血液の流れがゆっくりになり、血のかたまりを形成することがあります。この血栓形成(エコノミー症候群)を予防するには、下肢の運動が有効です。手術前から寝たままの姿勢で、足首や足の指を動かす運動を行いましょう。患者さんの状態に応じて、弾性ストッキングや機器を用いた下肢のマッサージを行います。主治医や手術室看護師から説明を行います。

入院される前に行ってください

・指輪・ピアス・などの装飾品ははずしておいてください。
・ネイルアート(透明なものを含むマニキュア・ペディキュア)などは落としてきてください。
・入れ歯・コンタクトレンズが外れるかの確認をお願いします。(ご自身ではずせない場合は、専門医にご相談ください)

※ 眼鏡は手術室のベッドに移るまで、補聴器は麻酔で意識がなくなるまで使用していただけます。


栄養指導

手術を控えられた患者さんや化学療法を受けられる患者さんにとって、入院前から適切な栄養管理を行うことは、体重や体力の維持、感染に対する防御など、治療に大きな役割を持ち治療後の経過も良好となります。
治療に伴う副作用として味覚異常や吐き気、食欲不振が起こった場合は、その時々にあわせた食べやすい食事や対処法を提案します。嚥下(飲み込み)が難しい患者さんや食欲不振、急激な体重減少がみられる場合、食物アレルギーのある場合など、入院中の栄養管理が適切にされるよう栄養課と連携をとっています。