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手術部門

手術室

【対象患者さんと手術件数】
0歳から100歳を超える高齢の患者さんまで年間約10,000件(内、1割強は緊急手術)

【勤務体制】
2交代制(時差勤務あり)

【診療科】
19診療科

【特殊な手術】
ロボット支援下手術、ハイブリッド手術、臓器移植など

【資格】
手術看護特定認定看護師、特定行為看護師、周術期管理チーム看護師など

【看護師の活動】
看護師は、患者さんが安心・安全・安楽に手術を受けていただけるよう、術後合併症を予防し早期回復できることを目指しています。
患者サポートセンターにおいて、入院前から手術予定の患者さんと関わり、手術に必要な問診や情報収集を行い、不安・苦痛の軽減に努め、安心して手術を受けることができるよう、患者さんに寄り添った看護を行っています。
手術後は、入院病棟に術後訪問し、術後経過や患者さん一人ひとりの声を聞き、スタッフ全員で看護実践を振り返っています。
また、手術看護特定認定看護師や特定行為看護師が幅広い活動を行っており、令和6(2024)年度から術後疼痛管理チーム(APSチーム)の活動も開始し、術後の疼痛や嘔気など患者さんの苦痛の緩和に努めています。

中央材料室

中央材料室では、患者さんへの『安全で安心な医療の提供』を目標に、手術センターをはじめ、すべての部署からの要請に応じて洗浄・滅菌業務を行っています。
洗浄室では、ロボット支援手術器械に対応できる単槽式洗浄装置、全自動ジェット式超音波洗浄装置など、現在の医療の状況とニーズに応じた洗浄装置が整備されています。定期的に洗浄テストやメンテナンスを行い、適切な洗浄が実施されているかチェックしています。
滅菌方法は、高圧蒸気滅菌、過酸化水素ガス滅菌、酸化エチレンガス滅菌の3種類で、滅菌保証は物理学的・科学的・生物学的判定を適切に実施しています。
患者さん一人ひとりが、安全で適切な器具の提供を受けられるよう管理を行っています。

感染認定看護師が1名、第2種滅菌技師の資格を持つスタッフが3名おり、研修会や学会に参加し、洗浄・滅菌に関する新しい知識を学び、積極的に業務に取り入れています。また、他部署への研修や滅菌物の保管環境ラウンドの実施、『中央材料室だより』として定期的に情報の発信・提供を行い、患者さんや職員の感染防止に努めています。

中央材料室