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外来部門

外来診療(第一外来)

第一外来の看護職員は外来診療科31部門と中央処置室、薬物療法センター、中央採血室を担当しており、1日約1,500人の患者さんに対応しています。

各診療科では専門的な研修を受けた看護師や助産師が、医師・管理栄養士とともにストマ外来、がん看護外来、リンパ浮腫看護外来、禁煙外来、糖尿病透析予防外来、移植後フォローアップ外来、妊婦・母乳外来、小児アレルギー等、専門的な指導や看護外来を行っています。

中央処置室では、外来患者さんの点滴や注射、輸血や処置、検査、検査後の経過観察等を行っています。

薬物療法センターでは、毎日45~50人の方が外来薬物療法に来られており、各ベッドにはテレビを完備し、ゆっくり治療を受けていただける環境となっています。また、専任の薬剤師にはいつでも薬の相談や指導を受けていただけます。

中央採血室では、1日約500人の患者さんの採血をさせていただいています。

外来看護職員は、外来診療がスムーズに行われ、早期診断、治療につながり、最適な療養環境へ迅速に移行できるよう、また、患者さんやその家族が安全で安心して住み慣れた地域でその人らしく過ごすための支援を行っていきたいと考えています。

外来でお困りのことがございましたら、外来看護職員にお気軽に声をおかけください。

内視鏡センター・放射線検査・治療(第二外来)

医師・看護師・看護助手・診療放射線技師・臨床検査技師・臨床工学技士など多職種で患者さんが安全に治療・検査を受けられるようチーム医療を実践しています。

アンギオ室・TV(透視)室では、X線や内視鏡を用いて体内を観察します。
アンギオ室では、血管内にカテーテルという細い管を挿入して血管の形状を撮影したり治療したりします。心臓・脳血管カテーテル、不整脈アブレーション、肝臓がんの化学動脈塞栓術などを行っています。
TV室では、消化器系、泌尿器系、気管支などの検査と治療を行っています。高度で緊急性の高い治療(手術)を行っています。

内視鏡センターでは、胃・大腸カメラ、ESD(内視鏡的な早期胃がん・大腸がんの手術)、ポリープ切除などを行っています。患者さんに安心していただけるよう、わかりやすい説明を心がけています。

高精度放射線治療センターでは、IMRT、定位照射を含めた高精度治療を行っています。
患者さんが安心して治療を受けられるように相談しやすい雰囲気を心がけています。

血液浄化センター(第三外来)

血液浄化センターでは、透析導入・実施、在宅透析(腹膜透析・在宅血液透析)の管理を行っています。安全に適切な透析治療が提供できるよう、医師・臨床工学技士・看護師が連携し、協働しています。

<看護師のケア活動内容>
・セルフケア指導 患者さんが透析療養生活を安定して送れるように関わっています。
・フットケア   足の病変の予防と早期発見のために行っています。
・意思決定支援  腎代替療法について面談しています。血液透析、在宅透析(腹膜透析・在宅血液透析)・腎移植といったそれぞれの治療の特色を患者さん・ご家族が理解し、最適な治療が選択できるように支援しています。

透析治療を受けている患者さんが、自分らしい生活を送れるように、透析看護の専門性を発揮し、患者さんの生活背景や価値観、人生観にも耳を傾け、患者さんとご家族に寄り添っていくことを大切にしています。

健康管理センター

我が国における死亡原因はがん、脳血管障害、心臓病などのいわゆる生活習慣病が上位を占めています。その原因は単一ではなく、初期には自覚症状もないことが多いので、その予防や早期発見・治療のために健康診断が必要とされています。

当医療センターでは、各種人間ドック・健康診断・がん検診・予防接種などを行っており、ほとんどの検査をワンフロアで受けることができます。また、複数の専門医が健診、画像読影、高精度の診断を実施しており、異常が発見され精密検査や治療が必要となった場合は、当医療センターの専門診療科を紹介し、予約をとって受診していただくことができます。さらに、人間ドック受診者は、健診当日に医師からの結果説明を受け、自身の健康を見直す機会となり、また、看護職からは生活習慣の改善を主とした保健指導を受けていただくことができます。

関連職種間で情報交換を密に行い、安全・安心で快適な健診が提供できるよう日々努力しています。

保健指導の様子

健診フロアーの一部


がんセンター

がんセンターは、当医療センターが提供するがん医療の中核部門であり、13の臓器別ユニット外来やがん看護外来、緩和ケア外来といった外来機能の充実に加え、がん相談支援センターや緩和ケアセンターをはじめ7つのセンターやチームを設置しており、検診~診断~治療~緩和医療~救急とがんのあらゆる状況に対応できる強みを備えています。

がんセンターのギャラリー

がんセンターの看護師は、がん看護外来やがん相談支援センター、薬物療法センター、緩和ケアセンター、がんセンター外来など、多くの部門で看護の専門性を発揮しながら、それぞれが持つ役割や使命を担い、多職種と協働しながらがん患者さんにとって最善かつ質の高いケアを提供するために日々、努力を重ねています。

がん看護外来にて