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PET-CTの導入

2022年04月12日

2022年4月11日、最新型のPET-CT検査装置を導入し、検査を開始しました。

がん細胞は、正常な細胞に比べてブドウ糖を多く取り込む性質があります。
その性質を利用
して、放射線薬剤FDG(放射性フッ素を付加したブドウ糖を用いたPET検査薬)を注射して1~2時間安静を保っていただき、全身に検査薬が行き渡ったところで画像化し、検査薬に含まれるブドウ糖が集中する部位を映しだす検査をPET検査と言います。  

そのPET検査と、臓器や骨格など一元的に画像で確認できるCT検査を組み合わせたPET-CT検査では、体のどこにがんがあるのかを確認し、さらに、どの程度がんが進行しているのかを類推する検査(ステージン グ)ができます。

PET-CT検査は、がんの再発や転移の有無を調べる場合にも有用で、がんの早期発見から再発・転移まで、がん診断に必要な検査と言えます。  


PET-CT検査については、日赤和歌山情報局Hot「ドクターヒラオカのがん茶論」で解説しています。

「再発がんや転移の診断にはPET検査
(2019年5月21日公開・前編)

「PET検査とCT検査を合わせると最強 !!」
2019年6月18日公開・後編)