2020年04月01日
2020年4月1日(水)、4つの診療科で新しい部長が就任しましたのでご紹介いたします。
神戸大学医学部を卒業後、兵庫県立淡路病院、京都第二赤十字病院で膵胆道系疾患を中心に臨床について修練し、京都大学大学院で学位取得後、平成18(2006)年から当センター消化器内科に勤務。消化器内科の領域は、消化管から肝胆膵まで、悪性疾患から良性疾患までと幅広い。今後は、内視鏡診療・化学療法を中心に、関連診療科や多職種のスタッフと横断的にチーム医療を行い、協力してがん患者さんを支える体制の構築と、日々進化する内視鏡診療技術の積極的な導入に邁進していく。
京都大学医学部を卒業後、当センターで研修を受け、京都大学医学部附属病院、京都大学大学院、岸和田市民病院を経て、平成26 (2014)年2月より当センター外科部副部長として着任、大腸・直腸がんの腹腔鏡下手術を担当。
大腸がんは男女ともに増加傾向で、当センターの大腸・直腸がん切除症例数は年間200例以上にのぼる。直腸がんに対しても、より繊細な手術が可能なロボット支援下手術が保険適用となり、当センターでも積極的に行っている。
三重大学医学部を卒業後、京都大学医学部付属病院、松江赤十字病院、国立姫路病院を経て、平成12(2000)年から当センター整形外科に勤務。専門は主に脊椎・外傷。手術が必要な脊椎・関節疾患、骨折などに対し、早期手術、リハビリテーションに努めている。体の負担が少なくなる新しい治療の導入、適切な提供に努めている。また、総合病院の利点を生かし、関連診療科と最適な治療を行うとともに、リハビリ治療で転院された場合も、治療の継続のため、地域の医療機関と緊密な連携をとっている。
京都大学医学部を卒業後、京都大学大学院・メリーランド大学で研究生活を送った後、平成15(2003)年から当センター外科部に勤務。緩和ケアチーム(PCT)の活動、緩和ケア病棟「ひなげし」で、様変わりした緩和医療の実態を目にし、自らの関心を深める中で、昨年10月から緩和ケア内科も兼任、11月には淀川キリスト教病院緩和医療内科で研修。地域がん診療連携拠点病院(高度型)として、化学療法・放射線療法などの治療中でも並行して緩和医療を進めることで、全身状態や生活の質を改善・治療の継続などに寄与していく。
どうぞ、よろしくお願いいたします。