Japanese Red Cross Society
2025年04月01日
2025年4月1日付で、新しく診療科部長が3名就任しましたので、紹介いたします。
循環器内科部長 田﨑 淳一 (たざき じゅんいち)
京大病院で15年間勤務し、狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患へのバルーン、ステント治療、下肢末梢動脈疾患に対するカテーテル治療、大動脈瘤や大動脈解離に対するステントグラフト内挿術、コイル塞栓術など3,000例を超えるカテーテル検査・治療・手術などに携わる他、経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)の導入に尽力。
高齢化により急増する心筋梗塞や心不全の救急患者さんにも、多職種で連携して迅速で最適な診療を心がけている。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科部長 扇田 秀章 (おうぎた ひであき)
京都大学医学部を卒業後、京都大学医学部附属病院、西神戸医療センター、滋賀県立総合病院、帝京大学医学部附属溝口病院などで研鑽。
専門は耳科手術で、人工内耳や真珠腫性中耳炎の手術を数多く経験。主に「Canal Wall Up(外耳道壁温存法)」による真珠腫の鼓室形成術を行う。外耳道の形状を保つことで、聴力の改善が得られやすく、自然な見た目を実現する。
術後の生活の質(QOL)の向上を重視した治療を目指したいと意気込んでいる。
脳神経外科部長 武本 英樹 (たけもと ひでき)
和歌山県立医科大学卒業後、県下の公的病院で勤務し、2018(平成30)年4月に当医療センターに着任。脳梗塞に対する新しいカテーテル治療に取り組む。
従来であれば、重い後遺症が残り寝たきりとなる場合も、詰まった血管を再開通できれば、短期間で歩いて退院できるほど画期的な治療です。突然に言葉が話しにくくなる、顔がゆがんで左右非対称になる、片腕に力が入らなくなるなどを感じた場合は、ためらわずに救急要請を!と呼びかける。
また、かかりつけ医の先生方、連携するリハビリテーションを行う病院とのよりよい関係性構築にも意欲を見せている。
よろしくお願いいたします。