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看護部長あいさつ

人道を実現する「思いやりのある看護の実践」

明治38(1905)年の日本赤十字社和歌山県支部病院開設以来、当センターの看護師は「車の両輪」として医師を支え、和歌山の人びとの命と健康を守り、「日赤の看護師さん」として、その実践力の高さを評価していただいております。また、先輩諸姉の様々な場面での活動の記録に触れるたびに、赤十字の看護師であることを誇りに思います。

赤十字は悲惨な戦争の現場で「苦痛と死と闘う」ために生まれた組織であり、「人道」の具現化が私たち赤十字の看護師の目指すところです。「人道の敵は、『利己心』『無関心』『認識不足』『想像力の欠如』である」とジャン.S.ピクテ(元 国際赤十字委員会副総裁)は述べています。他者に関心を持ち、その人の置かれた状況や苦しさを想像し、必要な支援の手を的確に差し伸べることができるのが赤十字の看護師です。当センターの看護部の理念にある「思いやりのある看護の実践」はまさに、「人道」の行動化そのものです。


「思いやりのある看護の実践」には、看護の専門職として常に学習し、質の高い看護を実践できる豊富な人材が必要です。当センターでは、約950名の看護職員を外来・病棟に手厚く配置し、その実力を発揮するとともに院内外での研修により個々のスキルアップのための自己研鑽できる環境を整えていいます。また、院内の研修体制は充実しており、看護者としての目指したい方向(実践家・教育者・管理者・国際救援要員など)に向かって学び続けるプログラムが構築されています。

さらに、高度な実践力や指導力を持つ専門看護師4分野4名ならびに認定看護師14分野27名がロールモデルとして現場での実践をリードしています。また、今年度から「特定行為に係る看護師」の養成が始まり、患者さんが安心して療養できる支援につながっていく準備が始まります。

「和」を大切にし、院内の他の専門職種と協働しながら、安心・安全・安楽・快適な療養環境を提供している看護職員たちです。

看護部長 高岸壽美